予想したとおり7月に入ってだいぶ調子がよくなってきた。
5月、6月と休暇中の同僚のカバーでピラティスの教えが余計に入っていて、
はっきり言ってこれに参った。
給料明細見てびっくり、の瞬間だけはハッピーなのだけど、
ほかの時間はだめ。
教えすぎると、もう楽しく教えられない。
人に与えられるだけの心の余裕がなくなってきて、人のことに興味がなくなる。
かまいたくない。
自分は今自分が受け持っている週に20時間の教えでちょうど良いのだ、
と改めて認識。
このことを忘れずに今後もマイペースにやって行ければ良いのだけど、
ついつい欲が出てカバーの仕事に手を出したりしちゃうんだよね。
ところで。
調子が良いもう一つの理由は7月17−19日のパフォーマンスに向けて、創作作業をしているから、でもある。
私がこんなに「創作」が好きだとは、今まで気づかなかった。
人のプロジェクトで創作をすることはもっと頻繁にあるけれど、
自分の思う方向に行けなかったりで欲求不満になることが常。
今回は自分のプロジェクト。版画家のカップルとのコラボで、インスタレーションの作品をつくっている。
このInsideOutsideという催し自体形式が変わっていて、お客さんは限定15名。3つのグループに分けられて、グループごとに建物内を ツアーする。この建物、というかおうちは主催者の自宅兼事務所兼ダンススタジオ。夫が建築家で、妻が振付家。4人の子供とここに暮らしている。
なので、建物自体もユニークで、日本でも中京テレビかなにかで去年紹介されたことがあるのだ。5分くらいだけど。
その建物内、私たちが使うのは「ファミリールーム」。ほかに階段や、台所や、いろいろなところで、小さなパフォーマンスが行われる。
というわけです。
私はこうゆう変わった指向のパフォーマンスが大好きで、特にサイトスペシフィックというか、建物の空間を多いに活かしたパフォーマンスはしびれる。
なので、今回は大喜びであれこれと想像して試してはまた何か考えて、
いや、楽しいです。
違ったバックグラウンドのアーティストと作業するのも、忍耐必要だけど、違ったものの見方が出来ておもしろいし。
久々に衣装作りなどしてみて、これも実は私は好きだったんだ、と再発見。
何事も自分の思い通りにできるからでしょうか。
責任を感じつつ、充実していて、ハッピーです。
自分がこうゆう状態だと、ピラティスの教えもうまくいったりする。
何事もバランスですかね。
来週は教えのほうはオフをとって月曜から木曜までSimon Vincenziという人のワークショップをとります。で、金曜日から日曜日までパフォーマンス。
ダンス漬け。
わーい!
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