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Saturday, 3 December 2011

CROSSINGS (PRACTICE IN PUBLIC 4) @ Space for Change

Crossings
やってみたらPractice in Publicでもあることに気づいた。
かなり私の興味ばっちり。

もとから外の環境でやりたかったCrossings。
ついにその機会が。

Space for Change
というエキシビションの一部として
市場で踊りました。
市場と言っても、
産地直送の質の良いものを売っているオシャレな市場と
超一般市民が何でも1ポンドみたいな物を買う生活感一杯の市場と
全然雰囲気が違うのだけど、
今回は生活感一杯の市場。

ケンティッシュ・タウン

ディープです。
ここの市場の人はみんなフレンドリーで
おしゃべりで
ちょっと変わってる。

そんな市場で
ほとんどテーマを忘れたようなCrossingsを踊って、
「なんてゆうエクササイズ?それ?太極拳?ヨガ?」とか
「おー、俺がそんなことやったらひっくり返っちゃうよ」とか
「もうここではやらないでくれる?」とか
いろいろなことを言われながら
やりました。

私たちがやっているのは
決まったステップではないのに
「ダンスしてるね」
と母娘が認識しているのは、
ちょっとした驚き。

パフォーマンスしている私たちはそれに反応したり、しなかったり。
周りの人を気にしたり、しなかったり。
人の気をひこうとしたり、しなかったり。

何回かパフォーマンスをしましたが、
そのうち一回は建物内の階段でやりました。
まったく打ち合わせ無し。
人の出入りも多くなかったので、
結局1階の入り口から3階の展示室まで、
チョークでお絵描きしちゃいました。

これは全くマイワールドで、
お客さんのことをちらりとも見なかったけれど、
お客さんのほうが立ち止まって、じーっと
私のお絵描きの様子をみているのが
おもしろい。

ひょっとして
お絵描きみてるほうが、ダンス見てるより
辛抱強く見てるんじゃないの?

新しく発見した
不思議な現象。


ー詳細ー

Crossings
An observation on restless crossings in a city such as London and Tokyo.

[Space for Change exhibitiion]
http://spaceforchange.weebly.com

We will be performing outdoor with some interaction with people passing by.

26th November
Time: 1pm, 2.30pm
Location: Queen’s Crescent Market
169-175 Queen's Crescent, Kentish Town, London NW5 4DS

3rd December
Time: 2.30pm, 5.30pm, 7.30pm
Location: Queen’s Crescent Market and Parlour Gallery
169-175 Queen's Crescent, Kentish Town, London NW5 4DS




Saturday, 26 November 2011

CROSSINGS @ Newington Dance Space

ニューイントン・ダンススペース
というスタジオで
レジデンシーをさせていただきました。

3時間のリハ5回。
無料でスタジオを借りる代わりに
4月頃、5回「ダンサーのためのピラテス」
教えるという交換条件。

そんな関係で、レジデンシー終了後
ワークインプログレスの会で発表しました。

この日は日中市場で踊ってたから、
ややエネルギー終了気味。
同じCrossings。
違った場所で、違ったルールで。

正直言って、市場のほうが強烈で、
このスタジオ発表のことは考えてなかった。

ちょっと準備不足気味。
史さんとの打ち合わせと練習も
本当はもっとちゃんとできたかも。


ー詳細ー
[Newington Dance Space, Work-in- progress sharing]
http://www.newingtondancespace.com/

26th November, 7pm

231 Stoke Newington Church Street - Studio 4
London, N16 9HP

Sunday, 9 October 2011

Square Dances

Square Dances

Rosemary Leeは私の興味のある振付家。
Square Dancesは公園でのダンス。
100人の女性、プロ・アマ問わず一緒に踊る。
一日6回公演。二日間。

やはり外で踊るのはいい。
空と
風と
木の葉と
芝生と
100人が握るベルの音。

雲が動き、
季節が移り変わるように
情景にとけこんだダンス。

都会のオアシス。

新しいタイプのダンス
と誰かが言った。





ー情報ー
An interview with choreographer, Rosemary Lee:
http://www.danceumbrella.co.uk/page/3260/Performances/352

SQUARE DANCES by Rosemary Lee
Brunswick, Woburn, Queen & Gordon Squares, Sat 8 & Sun 9 October 2011
http://www.danceumbrella.co.uk/page/3312/Video+gallery

Rosemary Lee - Square Dances from Dance Umbrella on Vimeo.

Sunday, 4 September 2011

CROSSINGS work-in-progress 発表 @ Clarence Mews

2011年9月4日

Space@Clarence Mews
という、常連のスタジオで
1週間のレジデンシーをしました。

Crossingsという作品を富岡史さんと創っています。
史さんとは旧知の仲。
最近一緒にインプロしてうまく息があったのをきっかけに
「渋谷の交差点で踊りたいね」
と、冗談まじりで言ったのをきっかけに、
交差点をもとに作品をつくってみようとの試み。


レジデンシーという形で集中して作業できるのは
今の私にあってる。

もっとレジデンシーをして作品を発展させたいね、
と話しています。



1週間を終えて発表した時の模様がこちら。


Crossingsのブログも立ち上げてみました。
http://www.youtube.com/watch?v=7WbQYl9YyBU

英文での説明書き
Our starting point is a crossing of road. Restriction of space and rules give traffic of cars and pedestrians certain patterns and speed. In town, people are traveling around with certain patterns without them knowing doing it. How can it be transferred to dance/performance? We have started from town observation, and here is the moments that inspired us.

Sunday, 3 July 2011

PRACTICE IN PUBLIC 2, 3

2011年7月2日、3日

PRACTICE IN PUBLIC
というのは、人前で踊るときに
いつも練習を重ねてできた完成品をみせるのではなくても
いいんじゃない?
という発想からでてきた名前で、
これからどんどんやっていきたいのです。

Deborah Hayの教えに根付いてて、
パフォーマーとして
そのとき
その場に
身体意識、全開で存在している
というのは大前提。

インプロ、とか本当は呼んじゃいけない。

今回はイーストエンドの公演と、美容院。


それぞれの場に
それぞれの物語のようなものがあり、
そこからダンスを発展しました。

あとは、その場にいた人との関係で。
自然と発展しました。


ー詳細ー

SPONTANEOUS COMBUSTION – URBAN GUERRILLA DANCE FESTIVAL
http://artch.org.uk/

PRACTICE IN PUBLIC 2
2nd July 2011, 5.30pm
Bethnal Green Gardens (next to Bethnal Green tube station)
Duet improvisation with Fumi Tomioka

pictures
http://www.flickr.com/photos/katsurabbit/sets/72157627797805821/

PRACTICE IN PUBLIC 3
3rd July 2011, 3.45pm
Hair and Jerome Hairdresser Salon
3 Toynbee Street, London, E1 7NE
Duet improvisation with Fumi Tomioka
pictures
http://www.flickr.com/photos/katsurabbit/sets/72157627922503472/

Monday, 4 April 2011

I'M HERE @ Brunel University


2011年4月4日

I’M HERE
という作品に、昨年の夏から取り組んでいます。
サウンド・アーティストの島田学さんとのコラボレーション。
この方、ちょっと天才肌です。

去年の10月にCafe OTOという、ちょっとはやっている音楽のベニューで初演して、
同じ月にインプロのプラットフォーム。
それからIndependent Danceでのwork-in-progressの発表に参加して、
毎回アイデアが発展して、作品が変わっていったけれど
今回のブルネル大学が最後。
シンポジウムのプログラムに入れてもらえました。

作品が思ってもいなかった方向に
変わっていくのがおもしろかった。
表現したかったことは
たぶん表現しきれなかった。
きっとまた同じようなテーマを
別の方法でやるのかもしれない。

身体のいる場所と、自分の想像のいる場所の違い。
想像はササッと移動できるけど、身体は移動に時間がかかる。

みたいなことだったのだと思う。
やりたかったのは。

イギリスにいる自分の身体と、日本の過去を考えている自分、
とか
日本に一時帰国してみても、イギリスに残して来たやらなきゃいけないことを考えている自分、
とか、そんな所から始まった。

Thursday, 11 November 2010

プロフィール

プロフィールを書く機会があると、
自分の活動について考えさせられる。

プロフィールをどう書くかによって,
他の人に自分をどう見てもらいたいのか
提示していることになる。

いろいろなプロフィールを読んでみると,
日本の場合「どこどこ大学卒業,資格なになに」と経歴重視。

私自身,そうゆうプロフィールを書くだけで,
全く知らない人が信用してくれた経験があり、
複雑な心境。

イギリスの場合,
「どこどこ大学卒業」はどんどん減って来ている。

別ので「1男1女の父」と書くのは,日本の政治家的。
プライベートをかいま見せることで人の親近感を得ようとする手段か?

芸術家の場合,プロフィールのほかにartist statementというのがあって,
そちらは純粋に自分が何に興味を持っているのかという文章。
 「仕草や行為、状態、動きそのもの、そして場や状況・関係性におけるからだの表現を探っている。」とか。
その方面をプロフィールに置いてももっと前面にだすということもできる。

プロフィール一つで奥深い。
文章というのも難しい。

コラボレーション: collaboration

日本で活動する舞踏家のびよさんとのやり取りから「コラボレーション」について考えたこと。

日本でいう「コラボレーション」というのは,双方が対等の場合なのでしょうか?

イギリスでいう"collaboration"はちょっとあいまい。
例えば,振付家の指示のもと振りを創ったり,インプロした場合− collaborationという。
振付家がステップを創ってダンサーに振り写しをした場合− collaborationとはいわない。

私がダンサーとして誰か振付家と作業した場合,基本的に,創ったものに対して私自身の署名が入っている,私ならではの何かが投入されていると思えば,collaborationと呼びたい。

でも,同じ場で,振付家はcollaborationと思っていないかもしれない。ダンサーはあくまで,振付家の指示することをやっているだけ。

そうゆう場合,問題が生じるんです。それで,ロンドンの著名振付家と著名ダンサーは絶交したという話があります。

近年,ダンサーの役割,ダンサー自体の創作性がどう作品作りに反映されるか,という議論は多く,徐々にダンサーの創作性が認識されつつあります。

Collaborationというのはお互いの関係に対する意識を反映する言葉でしょう。

Collaborationという言葉は,双方の関係が上下関係のある縦関係でなく,対等な横関係の場合に使われるのでしょう。それぞれの専門分野での経験や知識を尊重しあい,かつ自分の立場から意見を交換する。

私自身も最近"Fragments"と"I'm Here"という二つのcollaborationの作品を創りました。"Fragments"は版画家と。"I'm Here"はサウンド・アーティストと。コラボレーターとの関係はそれぞれ全く違うものになりました。

例えば,サウンド・アーティストとコラボレーションした場合,ダンサー振付家が音楽家に頼んでオリジナルの音を創ってもらうような,かつての一方向性の依頼ー納品という関係とは違う関係が求められているでしょう。コラボレーションの場合,お互いの対話の中で質問,提案,確認,却下しあいながら,お互いに影響を与えつつ,作品をつくって行くことになります。

私はこれをするから,あなたはあれをする,ということではなく,「一緒に」絡み合いながら作業するイメージがあります。

結局は意識の問題なのでしょう。
意識の上で横関係,対等ならば,collaborationと呼ぶ,というのが私の現在の定義です。

Monday, 8 November 2010

I'm Here, evolution. 進化中

夏以降「I'm Here」というタイトルの作品に取り組んでいて,2回の全く違った公演の機会に恵まれました。一つ目は10月5日にあったCafe OTOでのパフォーマンス。10月末だろうと勝手に思っていた日程が早まり,あわててサウンド・アーティストの島田学さんとご対面し,話し合い,メールを送り合い,スタジオでの作業を重ね,やっとの本番では多くの人たちに来ていただいて,好評のまま終えることができて、やれやれでした。

このときにやったのは,振りや音との関係が90%決まっている,I'm Here,バージョン1。

その後,たまたまStranger than Fictionという即興のパフォーマンスをやっているグループの定期公演に招いていただき,折角この2ヶ月I'm Hereのテーマでいろいろ考えて来たので,その同じテーマで即興のパフォーマンスをすることにしました。Cafe OTOでのパフォーマンスの後,見に来てくださった高校の大先輩,原由美さんとお話してて,私が考えていることが作品に反映されていないということが課題に残ったので,その点をとくに改善すべく。それからOTOの時の振付けが,私らしくなく,ガチガチに決まったもので,音との関係も「この動きでこの音」ときつかったので,その決まり事から解放されて,その場の素直な身体と頭脳でパフォーマンスしたら,一体どうなるのだろうという好奇心もありました。

これが2つ目のバージョン,I'm Here- improvisation version。

1つ目のバージョンの方がハイ・エネルギーで圧倒されるかもしれないけど,2つ目の即興の方がお客さんとコミュニケーションがとれている感じがした。そして,パフォーマンスしている本人としては即興の方が楽しい。

作品の創作のきっかけとなったのは,自分が旅をするときの体験。例えば,10年ロンドンに住んでいる私が,2年ぶりに東京に帰る時。飛行機に12時間乗って,身体は東京にうつっても,頭の中ではそれに追いついていけなかったりする。まだロンドンでのあれこれを考えていたりして。そうゆう実際の身体の居所と,頭の中での自分の居所とのギャップって面白いなと思った。抽象的だけれども,違ったタイプの空間を同時に感知するとき,私は痛くシビレるのである。数学的、物理的な話。

身体存在と,頭脳内存在の違いを考えたときに,音楽を聴くということを思った。音楽を聴くと,身体はここに居るまま,頭の中の自分は一定の場所や時間にぶっ飛ぶ。飛行機で旅する私とは逆の現象。

という,ことで,じゃあ,サウンド・アーティストさんと一緒に作品を創ろう!と思い立った経過なわけです。

2つのパフォーマンスをやったあとで,さらに自分の尻をたたき,前進するために,来週の金曜日,19日にIndependent Danceの主催するFeedback Forumというものに参加することにしました。文字通り,創作中の作品に対して意見感想をもらえるというものです。ここでの,私の課題は,第1と第2のバージョンをどううまく合体させるかということです。

どうしよう,どうしようと考えつつ,風邪でばてていたこともあり,残る所1週間余りになってしまいました。

どうしよう。

なにか,個人的な経験など思い当たることがあったら,ぜひお知らせください。

見ている人の記憶や感覚を呼び起こせるような作品を創りたいので,第3の見方でまたアプローチすることも必要かもしれません。

---

For non Japanese readers, this is the summary of the this post.

How can I make the 3rd version of "I'm Here" as the result of the 1st version, a set choreography at Cafe OTO and the 2nd version, an improvisation at Stranger than Fiction?

Sunday, 25 April 2010

今日この頃の愚痴

引っ越しからもう4週間。
身の回りの物が片付くのにそれほど時間はかからなかったけれど、自分の調子を取り戻すのにまだ手こずっている。

特にダンス。Clodの仕事をする前は、自分なりに追究したいことが見えていて、やってみたいこともあったのだけど、その後の突風で全部吹っ飛んでしまった。

自分がなんでダンスにこだわって,まだ踊ったり創ったりしようともがいているのか?という根本的な所で、つまずいている。

何かおいしい機会が欲しいけれども、それを狙って行動してもうまく行かないし、ダンスがつまらなくなるばかりなので、純粋な好奇心と研究心で毎日を積み重ねて行った方が良いのは知っているのだけど。

そうするだけの時間とエネルギーがないのは、ピラティスの教えが多すぎるからだとか,いい訳がましく愚痴をこぼしている,今日この頃。

変えなければ。

Saturday, 20 March 2010

この1ヶ月あまり

気づけばこのブログから1ヶ月以上もご無沙汰になっていて、それは書くことがなかったのではなくて、書くことがありすぎて何から手を付けて良いのかわからなかったからというのは、既にgood newsか。

誕生日の付近は運が上がるらしく、いくつかラッキーなことがあった。

まずはClod Ensembleという、なかなか興味深いカンパニーからお誘いを受け、2週間ほど来年末発表予定の新作のR&D (research& development)に参加した。そう。常に継続してではないけど、こんなに長い期間、作品作りのための準備をする環境が与えられているとは、なんとも恵まれたプロジェクト。そして、私にとっては、「ダンス」の領域に限らない身体の動きと表現、ルコックを基本とした演劇に足を突っ込むという、大変貴重な経験をさせてもらった。
ありがたや。ありがたや。
なんとも充実した経験であった。

その最中、1ヶ月後に控えた引っ越しに向け、家探しをしていたところ、非常に良い条件のアパートを見つけた。この引っ越しは1週間後に控えている。
南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。
早く無事に終わってくれぃ。
けれどもこのアパートに住むのは楽しみ。

Clodの終わった日、そのまま直行でアムステルダムに飛んだ。実はそこでコースを受けていて、2ヶ月に一度、5日間の割合でアムスに行かなければならない。やっているはPatricia Bardiという人のやっているコースで、Vocal Dance & Voice Movement Integrationという名のついている。要するに身体のことと、それが声や動きにどう関係しているかということで、解剖学などをお勉強するというよりは、それを体験して感じてみよう!といったもの。このコースは私にとってリトリートとのようなもので、吸収するものは多い反面、素直な自分のままでいれる場でもある。

そして現在に至る。アムスから帰って来てから、もっぱら引っ越しの準備で、わたわたとしている。

平常心でいられることがほとんどないので、そろそろ規則正しくマンネリのような日常が恋しくなって来ている。

Friday, 22 January 2010

今年の抱負

来年への抱負、かな。の続編。


日本でのモダンバレエの恩師にメールの返信をしているときに、自分の考えがはっきりしてきました。つまりこうゆうことらしい。

以下、私の書いた返信内容。
ーーー
先生のご活躍ぶりというのは本当にすばらしいと思います。
国内外での公演や通常のかなりの量の教えなど、好きでなければここまで頑張れないだろうと、私は自分の収入源であるピラテスの教えを横目に見ながら思います。自分の持っている時間全てをダンスに注げたらどんなに良いだろうと思うのですが、そこそこ自分の興味のあるもので、良い収入を得られる仕事を、放り出す勇気もなく、愚痴をこぼしてここ3年と言うのが実情でしょうか。

ダンスを始めた最初の5年、ロンドンに来てからの最初の5年、というのが一番没頭して体当たりで取り組めた頃だと思います。年を重ねて、欲が出て、人間関係やお金の流れなんかが見えだすと、正直にダンスを楽しむ以上に嫉妬心と挫折感が重くなってきます。そんな負の気持ちもあって、ピラテスに逃げた部分もあるのでしょうね。

そんな構造がはっきり見えて来たので、今年はダンスに対する正直な気持ちだけに目を向けてみたいなと思っています。黒い雲のように心に覆いかかってくる負の気持ちは身体を動かすことで蹴散らかそうと思います。これまで、日本でもロンドンでも、いろいろなテクニックを学んだり、講習会を受けたりしてきましたが、この辺でじっくり自分のものをじっくり見つけて行きたいです。人のまねでない何か。どんなダンス、ダンスの何が私の心を動かすのか?

長年の経験のある先生でさえ、いろいろ考え、試行錯誤しながら作品をつくっていると知り、大変な励みになります。ダンスに「完成する」ということはなく、終着点はないと言うことですね。Movement、という通り、人生の中のダンスは常に変化し発展し続け、頂上にたどり着くことはないと言うことですか。

ーーー
ということです。

今年は地道に正直にダンス作業していきます。

Wednesday, 12 August 2009

Thursday, 30 July 2009

公演Fragmentsとその次

もう10日ほど前の話になるけれども、
週末に3日間、6回公演、18回上演、
というパフォーマンスをしました。

InsideOutsideという建築とダンスの催しで、
私はFragmentsという、版画家とのコラボで作ったインスタレーションの作品を主催者のお家のFamily Roomでやりました。

Fragments自体は今回で4回目の上演なのだけど、インスタレーションというものの性質と、私のインプロが好きという性質上、毎回全く違った空間と構成に仕上がります。

今回は部屋が小さいので一回の上演につき観客6名限定。
いつもよりもintimacy(親近感?)の面を押し出し、見ている人の経験を中心に考えて作ってみました。

18回も通せたのはラッキーでした。こんな経験はあまりない。

まずお客さんの持っているエネルギーやムードが毎回違うので私はそれに影響され、お客さんの反応を楽しみました。

それから、こうゆうインスタレーションの作品はすべてのものを本番通りに整えてリハーサルをするというのが難しく、今回も本番前に半日だけ通す機 会があったのみ。だいたいの流れは頭の中でわかっているのだけど、それに伴う自分の中の感情の流れみたいなものは、実際にその環境で身体を動かしてみない とわからない。18回、毎回やっているうちに発見があり、だんだんと自分で漠然とした意味がわかっていく、という過程はエキサイティングでした。

私としては今回すべてが非常におもしろい体験だったので、お客さんの反応はそれほど気にしていなかったのですが、話しかけてくれた人はとてもよい 評価をくれました。ちょっと気違いじみてて、きわどい部類に入るパフォーマンスだったので、嫌いな人は嫌いだったと思いますが、いいんです、それで。

そういえば、上演中に突然泣き出して、部屋の外に出て行った女の人がいました。まあその人いろいろ事情があって、精神的に不安定な日だったようで。
パフォーマンスしている方としてはちょっとビビりました。

あ、別にお化け屋敷していたわけでは、ないのです。
そうゆうのではなくって。

まあこの公演では大きな収穫を得て、ちょっと自信もできて、余韻にひたっているうちに10日過ぎてしまいました。

次は何やるかなー?
とずっと考えているのだけど、これと行って思い浮かばない。

おととい、偶然知り合いの中堅振付家に出会って、おしゃべりをしていたのだけど、ちょっと気がめいった。ロンドンの今時は、小規模のカンパニーやプロジェクトに対して助成金がおりることが難しく、彼女のカンパニー(私もメンバー)も行き詰まっている。
どうしたらよいのだろう?
どうしたらいいんだろうねぇ。。。

こうゆうときは思考回路を全くかえて、全然違った方向から物事眺めてみると、違った道が開けてきたりするんだけど。

今その作業中。

ある朝突然ひらめくから、きっと。

それまで、今までの古い慣れしたんだ見方の泥沼にはまらないように気をつけたいところ。

いや、ポジティブに行きましょう、ポジティブに。

Saturday, 11 July 2009

教えと創作と

予想したとおり7月に入ってだいぶ調子がよくなってきた。

5月、6月と休暇中の同僚のカバーでピラティスの教えが余計に入っていて、
はっきり言ってこれに参った。

給料明細見てびっくり、の瞬間だけはハッピーなのだけど、
ほかの時間はだめ。
教えすぎると、もう楽しく教えられない。
人に与えられるだけの心の余裕がなくなってきて、人のことに興味がなくなる。
かまいたくない。

自分は今自分が受け持っている週に20時間の教えでちょうど良いのだ、
と改めて認識。

このことを忘れずに今後もマイペースにやって行ければ良いのだけど、
ついつい欲が出てカバーの仕事に手を出したりしちゃうんだよね。

ところで。

調子が良いもう一つの理由は7月17−19日のパフォーマンスに向けて、創作作業をしているから、でもある。

私がこんなに「創作」が好きだとは、今まで気づかなかった。

人のプロジェクトで創作をすることはもっと頻繁にあるけれど、
自分の思う方向に行けなかったりで欲求不満になることが常。

今回は自分のプロジェクト。版画家のカップルとのコラボで、インスタレーションの作品をつくっている。

このInsideOutsideという催し自体形式が変わっていて、お客さんは限定15名。3つのグループに分けられて、グループごとに建物内を ツアーする。この建物、というかおうちは主催者の自宅兼事務所兼ダンススタジオ。夫が建築家で、妻が振付家。4人の子供とここに暮らしている。

なので、建物自体もユニークで、日本でも中京テレビかなにかで去年紹介されたことがあるのだ。5分くらいだけど。

その建物内、私たちが使うのは「ファミリールーム」。ほかに階段や、台所や、いろいろなところで、小さなパフォーマンスが行われる。
というわけです。

私はこうゆう変わった指向のパフォーマンスが大好きで、特にサイトスペシフィックというか、建物の空間を多いに活かしたパフォーマンスはしびれる。

なので、今回は大喜びであれこれと想像して試してはまた何か考えて、
いや、楽しいです。

違ったバックグラウンドのアーティストと作業するのも、忍耐必要だけど、違ったものの見方が出来ておもしろいし。

久々に衣装作りなどしてみて、これも実は私は好きだったんだ、と再発見。

何事も自分の思い通りにできるからでしょうか。

責任を感じつつ、充実していて、ハッピーです。

自分がこうゆう状態だと、ピラティスの教えもうまくいったりする。

何事もバランスですかね。

来週は教えのほうはオフをとって月曜から木曜までSimon Vincenziという人のワークショップをとります。で、金曜日から日曜日までパフォーマンス。

ダンス漬け。

わーい!わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

Sunday, 8 March 2009

意識の闇 2

前出「意識の闇」の続き。

ロンドンでの学生生活2年目だった2002年の誕生日に、ロンドン南部はニュークロス・ゲートのフランシスの下宿に引っ越しをした。いつでもまた 動けるように、物を増やさず、こじんまりと暮らしていたが、結局2006年の夏に結婚するまで4年間余も居座ってしまった。フランシスは亡くなったインド 人の旦那さんとの間にできた4人の子供を育て上げ、かつては宗教の先生だったと言う、面倒見がよくおしゃべりで、心臓が弱いのだけが玉の傷というおばあ ちゃんである。

昨年末に突然フランシスから電話がかかってきて、何事かと思いきや「お茶にでもいらっやいよ」とのことで、なんだか寂しいのかなと思い、一月のあ る日、数年ぶりにフランシス家を訪れてみた。その一週間くらい前に小さな心臓発作が起こり、病院に駆け込んだそうで、会った時もまだ本調子ではなさそう だった。末息子が夏に結婚するらしく、それを機にこの大きなヴィクトリアン・ハウスを売って、彼とと一緒に住まないかと言っているらしい。新婚さんと、そ の親と住むのは難しくないかね、と思いつつ、まあそれは他人事だから突っ込まないことにし、でも家を夏頃売るというのはどうやらそうらしい。フランシスは どんどん弱っていくし、もう大きな家は無理、ってことらしい。

なので、これが私にとってもあの家最後になるのかな。
数年ぶりに訪れた家は、何事もなかったかのように変わってなかった。
家の周り、バス停からの道も変わってなかった。
フランシスはしぼんで小さくなってた。
やせた、というともっとポジティブ。

ほんの1時間あまりの訪問だったけど、そこから引き出された感覚、印象、記憶、とは、とても大きかったらしく。翌日までちょっとくらくらしていた。自分の過去を訪問したようだった。日本に一時帰国する時も同じような風になるけど。それで、数日間ひたすら寝ていたりする。

こうやって、表には出ていないけど、無意識の世界に潜んでいるものって、絶対あって、しかもパワフル。ミランダ・タフネルがワークショップで「ダ ンサーは身体の大使で、見えないものを見えるようにする」って定義づけていて、なるほど、とその時も思ったけど、最近はますます、その通りだと思ってき た。見えない闇の世界をムーブメントを通して、解放できる人の踊りが、パワフルな踊りなんだろうな、と。ほかのアートも、媒体や手法は違うけど、やはり自 分の闇の世界を解放し、反映された作品が良い作品なんだろうな、と。

なので。
意識の闇とか、そこに潜んでいるものって、暗くてネガティブなイメージがあるけれど、それはそこにあって当然で、きっと全ての人にそうゆうのはあ るのだろうけど、その存在に気づいている人は限られていて、まずは気づくところから初めて、それをどう消化し、反映させていくかというのがアートなのだろ うな、と思っているところ。

ところで。前出の
「シュンキン」
「春琴」でした。

3月は世田谷パブリックシアターで上演中。ぜひ行ってみてください。

http://setagaya-pt.jp/theater_info/2009/03/post_148.html

別に回し者でもなんでもないんですけどね。

Monday, 10 November 2008

Cello and dance improvisation performance

On 5th November
at London Metropolitan University.


Improvisation performance of cello and dance.
Dance by Katsura Isobe
Cello by Ute Kanngiesser



Focusing on sound


This is just a beginning of our journey.


------
水曜日はちょっとした会で10分発表できる機会があったので,最近交流をしていたチェロリストのウタとインプロをやることにしました。

事前に2時間ほどのリハーサルを3回。
どれだけお互いを「聞いて」、どれだけ聞きすぎずに自分の内側のリズムをキープするか、というバランスをなんとなくつかんだところで本番。

本番だけども,終着点としての本番でなくて、出発点としての本番。

インプロで10分というのはきついです。

自然にまかせると、うちらは1時間弱続けます。
相手と共通の世界を築いて,そこに入り込むのにちょっと時間が必要です。
たった10分のパフォーマンスでは,そうゆうダラダラっとした所はうまく省略して,おもしろい瞬間をどんどん出していかないとならないので、そうゆう意味で練習が必要。

けどやはり10分ならインプロじゃなくてセットしちゃった方がいいかもね、とパフォーマンス後,ウタと話していたのでした。

それはそれで大きなチャレンジ。
やっぱこのプロジェクト続けて行かないとね。

ここであきらめて終わらせてしまうのは簡単だけど,それじゃあ自分はどこにも発展していかないんだろうなあ。続けていけば、すごくたくさん発見をして,すごくさくさん収穫があるのはわかっているけど、継続というのは意外に大変なことです。

とりあえず、すごく忙しい日々を乗り越えてやっとパフォーマンスを終えたところなので,数日これは置いといて,それからリハと本番のビデオでも観て考えよう。

ところでパフォーマンス後にウタから重大報告が。
「私,妊娠してるの」

うわ。

ここにも一人。最近多いです,私の周り。

新しい世界がそこに広がっていくことに、私もちょっとドキドキするけど,このプロジェクト,どうなるのかなぁ?

未知の世界が目の前にあります。

Monday, 6 October 2008

ただいま,ロンドン

イタリアはトスカーナでの友人の結婚式のため3泊でイタリアに行ってきましたが,もう戻ってきちゃいました。これで,イタリアの予定はおそらく来年までなし。クリスマスもロンドンにいる予定だし,ホリデー,次はいつかなあ。

しばらく特別イベントの予定がないので,ここはしっかり身体作りかアイデア作りに励みたいところ。

もう寒くなって外を走るのもしんどくなるし,ここは地元のジムに入会するかなあ。公営だから高くないし,そのわり清潔で設備もしっかりしてるし。

あとやっぱり躍らないとだめよね。

明日は早朝6−8時というピラティスの教えが入っているので,外にいるのをいいことにこれはクラスに行くでしょう!

でも9時からのThe Place? それともおなじみIndependent Dance?
いまさらカニングハムテクニックはやりたくないけど,がんがん動きたい。
IDは今週ヨガ/ロルフィングの先生だから,たぶん知識としてはおもしろいのだけど,でも私は動きたいの。

どうしようかなぁ。

優柔なのでこんな小さなことを決めるのに多大なエネルギーを要します。

先が思いやられる。。。。

大学みたいにだれか時間割つくってパッケージで与えてくれたらどんなに楽だろう。なんて思う。

あまり考え込んで立ち止まらないで,どんどん先に進んで行かないとね。
Move, move!

Monday, 29 September 2008

アイデンティティ消滅ぎみ

怒濤のような一週間を過ごして,今日は予定に穴の空いている一日。

怒濤のようだったけど,いろいろな場所に顔を出して,いろいろな人に出会って,楽しかった! 

全てやっていることがショートカット気味だったけど,あまり考えすぎる時間の余裕もなく,つぎつぎと物をこなしていく日々というのはある意味,日本での生活,そしてもしかしたらラバンにいた頃の生活を思い出させられた。

私はやっぱ忙しい生活の方が好きかなあ。その方が気分的に元気でいられる。
スローフードならぬスローライフ,みたいなイタリア人の夫を持って,それまでのキチキチな自分の生活を振り返り,もしかしてなにか大切な心のゆと り,みたいなもの忘れてた?と思い,ちょっと彼に歩み寄ってみて,心のゆとりのある(かもしれない)生活を2年くらいしてみたように思うけど,やっぱ育っ た環境,文化が違うんだよね。アルプスの見えるイタリアの田舎の町と通勤電車でもみくちゃにされる東京じゃ。

ワーカホリック。一言で言うと。常に自分をむち打って仕事をこなしていくことに満足感を見いだす。
これ,できました。はい,次。一丁上がり。次。
って感じ。書類整理と似てる。

クリエイティブじゃないなあ,こうゆう生き方。
なんかもっと一つのことにこだわって,結果を気にすることなく,思いの向くままに,自分のやり方をみつけながら追究して行く,みたいな風になりたいなあ。

そうゆう風になれるために,自分なりのテンポとバランスを見つけることから始めないと,ってことでしょうね。

ところで。

今週はいろいろな人に会う機会が多かったので,自己紹介しなければならない機会が多かった。これ,私の嫌いなこと,その1。
名前とロンドンに8年住んでます,って所までは,ちゃんと言えるんですけどね。そのあとがちょっと自信なさげ。

躍ってるんです。

普段どこで躍ってるんですか?

???
いや,フリーランスなんで,いろいろな人とプロジェクト・ベースでお仕事するんです。

はあ,そうですか。

あと,ほかにピラティス教えたりもしてます。

ああ,いいですね。


って感じの会話,何度しただろう?
もともと,ちょっと言葉足らずなのは昔から言われてる通りだけど,でもなんとかもうちょっと会話を広げられないものかね。
一応自分の中では職業1,ダンス・アーティストってことになっているんだけど,まずこれが説明できない。今,やっているプロジェクトもあるようなないような。

あるような,ないような。
やってるような,やってないような。

が,多すぎる。わたしのダンス・アクティビティ。

ちょっとはっきりさせたいところ。
はっきりさせられるのなら。

とりあえず。

明日から3泊でまたイタリアへ行ってきます。
友達の結婚式。
全て忘れて,楽しんできます。

Friday, 12 September 2008

骨についてのワークショップ

昨日は解剖学のワークショップなぞに行ってみた。
これは良かった!
「骨」について2時間。美しい世界です。insideとoutside、つながっているんです。常に流動的なんです。stuckしちゃダメなんです。

素敵揺れるハート

そう言えばダンスのワークショップでも似たようなアイデアに出会ったことあったな。Body Mind Centeringからのアプローチのダンスとか。この間のDavid Zambranoのワークショップでも同じようなことをやった。骨の方向に動くと自然な動きができて、そうすると軌跡が円運動やスパイラルになるんです。

素敵揺れるハート

アイデアは何となくゲットできたから、これは実践に移したいところ。
頭で理解するのと、身体で理解するのと、違うから。
身体で理解するには、意外に時間かかったり、逆にさらっとできちゃったり。
どちらにしろ、身体で理解した知識の方がホンモノでしょう。