日本でこの二人がどれだけ知られているかは謎ですが,
イギリスではかなり有名な人たちです。
Hofeshは振付家。Antonyは彫刻家。
この二人のコラボ作品 Survivorが今年の初ダンス鑑賞になりました。
ダンスと言っても,実はダンスはほんのちょっぴりで,
ヴィジュアル・コンサート
と呼んだ方が良い作品。
Hofeshはいつも自分の作品の音楽もつくってきたので,
今回は音楽に焦点をあてたかったそうです。
音楽学校の学生を含める30人のパーカッションと弦楽器と
100人以上のありとあらゆる形のドラムのコミュニティーからのメンバー。
パワフルで感情を揺さぶられる作品でした。
感情の流れを大事にして直感をたよりに創る
のがHofeshの作品の作り方と本人は言っていて,
そんなの当たり前のように聞こえるけれど,
作品をつくっていると,外から客観的に見れなくなってしまうことが
大抵なのです。
それを避けるために
私は日本から出て,ロンドンで勉強した
という部分があるのだけど,
分析しすぎになってしまったかなと思うここ最近。
いまこそまた,自分の感情に戻って
いったい何が掘り起こされてくるのか
そしてそれをどう見ている人とコミュニケーションさせるのか
ということを丁寧にやりたいなと思わされました。
とりあえずは7月頭に発表のあるコミュニティーメンバーとのプロジェクト
Crossings
丁寧に,コミュニケーションを大切につくっていきたいと思います。
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