Saturday 5 July 2008

幸せ感じるオーディション

今週末は二日がかりでオーディション。
オーディションと言えば,選考段階が幾つかあって,一段階ごとに何人か落とされるというのが定番ですが,今回のはワークショップオーディションというだけあって,書類を通って呼ばれた人たち全員が二日参加します。

というのは,このオーディションは公演のためではなくて、ショバン・デイビス・ダンスカンパニーという英国では一番有名なカンパニーによる,プロ フェッショナルデベロップメントのプロジェクトのためなのです。通ると,6週間,フルの給料付きで,プロジェクトに参加できるという,なんともおいしい代 物目がハート

なのでオーディション自体も啓発的な要素が強くて,whatよりhowを重視したクラスや,本当に存在意義のある動きをどうやって創っていくかと いうWS。ちょっとしたシンプルな動きもよーく感じると身体には本当にたくさんのことが起こっていて,自分の意志によって質は全く変わってきて,それに 伴って感情も変わるのです。さらに,一度創ったシークエンスをバラバラにして、オリジナルの意図はそのまま残したまま組み立て直すと,また別のものが深層 心理の闇から出てくるし。ミランダ・タフネルというダンスアーティストが「目に見えないものを見える形にする」のがアートだと言っていたけど,その見えな いものに触れるために,人はいろいろ方法を考えるのですねえ。

話はそれたけど、
まるまる二日間,学びの場が与えられて幸せ揺れるハート
これが6週間だったらさらに幸せ揺れるハート
しかもギャラ付きなんて揺れるハート

まあ,結果はどうであれ,ひさしぶりにダンスの奥深さを私の好きな方向からかいま見れ,もっともっと勉強しなきゃなという気にさせられたのは,大変ありがたい経験です。

No comments: