Monday 29 December 2008

Vanishing Point by Rosemay Butcher



I took a week-long workshop with Rosemary Butcher (15th - 19th Dec). Rosemary was one of my choreography tutors when I was studying at Laban. It was seven years ago. It was the beginning of my new life in London. And her practice has influenced me a lot in a way to understand dance. In this workshop, I felt like coming back home. Here is what I believe in. It is so honest and sincere.

The film Vanishing Point shows her aesthetics and creative process very well. From loads of movement materials they had created in a studio, spending days and hours, from 9 hours shooting, they have created this 15 minutes long short film. The final work is so simple, no waste, and so powerful.

Here are so important things that I don't want to forget....

Thursday 11 December 2008

思い立ったこと

ああしたらおもしろいかもしれない!」とか
「これがしたい!」とか
思ったことは,もう既に殻のついた玉子状態としてこの世に出てきていて、
それを一定期間暖めといて、ぴよぴよひよこが生まれてくるかどうか,
はわからない。

調子がいいとぼこぼこ生まれてくるんだけど、そうじゃないと玉子のまま死んじゃったり、変質しちゃったり。

うーん。

玉子は見えるんだけど、そこから先がちょっと。

ひよこに返すだけのエネルギーがあるかどうか。

Friday 5 December 2008

2時間後

前の日記アップしてから2時間。

ちょっとしたwritingとシャワーをへて、一つの考えにたどり着きました。

今年はまぎれもなく多くの時間をピラティスを教えることに費やしたけど、
それは自分の知識や経験を人に伝える方法を探るよい勉強だったかな、と。

何か新しいことを学ぶことはある意味得意だけど、学んだことを自己完結でなく、さらに噛み砕いて自分のものとし、それを人に伝えるのは苦手かも。

話するより、聞くほうが好き。
というのと同じ。

ピラティスで何度も何度も同じことを、でも全然違った人たちに教えさせてもらったことで、その人の様子をみて,どの程度の情報を,どんなふうに教えるか、というツボがわかるようになってきた、かも。

ダンスでも同じようなスキルが必要なんだろうね。

ほかの人とコラボで作品をつくっているときはなおさら。
自分のアイデアをどのように提示するかによって、コラボレーターの理解度と作品への影響力が変わってくる。

人とのコミュニケーションてそんなんだろうね。

そんなコミュニケーション能力を伸ばしたいものです。

それが2009年への抱負かな?

情報を入れるばかりでなく、出すための方法探し。

「何」をやるよりも「どう」やるかが肝心、
とピラティスではいいますが,その原理(真理?)
ほかの場でも活かしていきたいです。

それで世の中果たして通用するのか???

2008→2009

師走に入って何となく今年一年を振り返り、新しい年を意識しだした今日この頃。

ここ数年の自分の活動状況に納得がいかないので、2009年に向けて、抱負というか目標というか、達成したいことを考えようかなあ、と思う今日この頃。

そうしたら結構どつぼにはまる。

何がしたいのかなあ。
どうしたら自分で納得できるのかなあ。
焦点がさだまらないなあ。

本当は先のことウダウダ考えるより、今日一日この一瞬を大切にしていったほうが、自然と先も開けるというもんだろうに。

と、思って数年過ごしてきたように思うんだけど、一瞬一瞬のがんばりが足りなかったのか、どうもいまいち物事開けていかんなあ。

何か大きな決断をして、大きな一歩を踏み出さなければ何も起こらずこのまま毎日流れていくような気がする。

成り行きに流され過ぎもいかんでしょ。

どうしよっかなー。ボケーっとした顔

Friday 14 November 2008

Simone Forti interview- Dance and music improvisation



I am thinking to develop the work with Ute after the improvisation performance we had last week.
Here is some hint what we can explore.
Simone also tells exactly how she works.
This may not be a right approach for us.
It's a big exploration itself to find a right way to approach.
Needs lots of hours in a studio...

I took a week long workshop with Simone Forti two years ago.
We went for a walk, write whatever comes up in mind without stopping, and 'perform' solo improvisation with movement and talking in front of peers.
It was more like 'be' in front of people, rather than 'performing'.
And she also did it in front of us.
So honest existence...

Her way of improvisation and also how she has found a way to do so are very unique.
I admire her work.

Twyla Tharp on Creativity, Failure, and Money



Do I really want to create dance for the sake of creating dance?

I don't think the passion towards creating dance cannot be 100% motivation to create dance.
Probably everyone wants recognition for what one has done.
And that's how we live in the society, isn't it?

But still it is so encouraging to see a famous choreographer talking about the honest passion.
Yes art starts from there...

FW: ID Crossing Borders - Wendy Houstoun

↑Click the image to read


I love these questions by Wendy Houstoun.
I admire her of being able to address her questions so clearly.
I love her trying to form this ‘conversation’ opportunity with different means, not only talking.
This is so inspiring!

Shame that I cannot make it for this.
I will be in Wolverhampton, performing with Stephanie Schober and Dance Company...



Monday 10 November 2008

Cello and dance improvisation performance

On 5th November
at London Metropolitan University.


Improvisation performance of cello and dance.
Dance by Katsura Isobe
Cello by Ute Kanngiesser



Focusing on sound


This is just a beginning of our journey.


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水曜日はちょっとした会で10分発表できる機会があったので,最近交流をしていたチェロリストのウタとインプロをやることにしました。

事前に2時間ほどのリハーサルを3回。
どれだけお互いを「聞いて」、どれだけ聞きすぎずに自分の内側のリズムをキープするか、というバランスをなんとなくつかんだところで本番。

本番だけども,終着点としての本番でなくて、出発点としての本番。

インプロで10分というのはきついです。

自然にまかせると、うちらは1時間弱続けます。
相手と共通の世界を築いて,そこに入り込むのにちょっと時間が必要です。
たった10分のパフォーマンスでは,そうゆうダラダラっとした所はうまく省略して,おもしろい瞬間をどんどん出していかないとならないので、そうゆう意味で練習が必要。

けどやはり10分ならインプロじゃなくてセットしちゃった方がいいかもね、とパフォーマンス後,ウタと話していたのでした。

それはそれで大きなチャレンジ。
やっぱこのプロジェクト続けて行かないとね。

ここであきらめて終わらせてしまうのは簡単だけど,それじゃあ自分はどこにも発展していかないんだろうなあ。続けていけば、すごくたくさん発見をして,すごくさくさん収穫があるのはわかっているけど、継続というのは意外に大変なことです。

とりあえず、すごく忙しい日々を乗り越えてやっとパフォーマンスを終えたところなので,数日これは置いといて,それからリハと本番のビデオでも観て考えよう。

ところでパフォーマンス後にウタから重大報告が。
「私,妊娠してるの」

うわ。

ここにも一人。最近多いです,私の周り。

新しい世界がそこに広がっていくことに、私もちょっとドキドキするけど,このプロジェクト,どうなるのかなぁ?

未知の世界が目の前にあります。

Monday 13 October 2008

Music and Dance Improv performance at Cafe Oto

Hi everyone,

Hope you are well.

Next Saturday on 18th October
, I am taking part of a improvisation performance at Café Oto, 18-22 Ashwin Street, Dalston E8.

There will be a Butoh performance `Is My Body a Hotel?' by a dancer Joelle Gruenberg and a musician Melissa Castagnetto from 8pm (door opens at 7.30pm), then after that some musicians and dancers including myself will join them for a improvisation jam.

Café Oto is a relatively new venue which hosts mainly experimental and improvisation music. I am quite excited by this opportunity to perform with inspiring musicians and other dancers in an unusual environment for dancing. I have heard that other dancers will be more Butoh oriented, in which I am not particularly trained. I have not met most of them before and it will be a completely improvised performance. I am curious what will come up and I am sure that it will be something interesting.

The entrance for this performance at 8pm costs £5.

Here is the link for more detailed information.

http://www.cafeoto.co.uk/programme/ISMYBODYAHOTEL.shtm

I hope you find it interesting too and can make it for the performance.
It would be nice to have a nice drink with you after the performance...!

Best wishes,
Katsura

Monday 6 October 2008

ただいま,ロンドン

イタリアはトスカーナでの友人の結婚式のため3泊でイタリアに行ってきましたが,もう戻ってきちゃいました。これで,イタリアの予定はおそらく来年までなし。クリスマスもロンドンにいる予定だし,ホリデー,次はいつかなあ。

しばらく特別イベントの予定がないので,ここはしっかり身体作りかアイデア作りに励みたいところ。

もう寒くなって外を走るのもしんどくなるし,ここは地元のジムに入会するかなあ。公営だから高くないし,そのわり清潔で設備もしっかりしてるし。

あとやっぱり躍らないとだめよね。

明日は早朝6−8時というピラティスの教えが入っているので,外にいるのをいいことにこれはクラスに行くでしょう!

でも9時からのThe Place? それともおなじみIndependent Dance?
いまさらカニングハムテクニックはやりたくないけど,がんがん動きたい。
IDは今週ヨガ/ロルフィングの先生だから,たぶん知識としてはおもしろいのだけど,でも私は動きたいの。

どうしようかなぁ。

優柔なのでこんな小さなことを決めるのに多大なエネルギーを要します。

先が思いやられる。。。。

大学みたいにだれか時間割つくってパッケージで与えてくれたらどんなに楽だろう。なんて思う。

あまり考え込んで立ち止まらないで,どんどん先に進んで行かないとね。
Move, move!

Monday 29 September 2008

アイデンティティ消滅ぎみ

怒濤のような一週間を過ごして,今日は予定に穴の空いている一日。

怒濤のようだったけど,いろいろな場所に顔を出して,いろいろな人に出会って,楽しかった! 

全てやっていることがショートカット気味だったけど,あまり考えすぎる時間の余裕もなく,つぎつぎと物をこなしていく日々というのはある意味,日本での生活,そしてもしかしたらラバンにいた頃の生活を思い出させられた。

私はやっぱ忙しい生活の方が好きかなあ。その方が気分的に元気でいられる。
スローフードならぬスローライフ,みたいなイタリア人の夫を持って,それまでのキチキチな自分の生活を振り返り,もしかしてなにか大切な心のゆと り,みたいなもの忘れてた?と思い,ちょっと彼に歩み寄ってみて,心のゆとりのある(かもしれない)生活を2年くらいしてみたように思うけど,やっぱ育っ た環境,文化が違うんだよね。アルプスの見えるイタリアの田舎の町と通勤電車でもみくちゃにされる東京じゃ。

ワーカホリック。一言で言うと。常に自分をむち打って仕事をこなしていくことに満足感を見いだす。
これ,できました。はい,次。一丁上がり。次。
って感じ。書類整理と似てる。

クリエイティブじゃないなあ,こうゆう生き方。
なんかもっと一つのことにこだわって,結果を気にすることなく,思いの向くままに,自分のやり方をみつけながら追究して行く,みたいな風になりたいなあ。

そうゆう風になれるために,自分なりのテンポとバランスを見つけることから始めないと,ってことでしょうね。

ところで。

今週はいろいろな人に会う機会が多かったので,自己紹介しなければならない機会が多かった。これ,私の嫌いなこと,その1。
名前とロンドンに8年住んでます,って所までは,ちゃんと言えるんですけどね。そのあとがちょっと自信なさげ。

躍ってるんです。

普段どこで躍ってるんですか?

???
いや,フリーランスなんで,いろいろな人とプロジェクト・ベースでお仕事するんです。

はあ,そうですか。

あと,ほかにピラティス教えたりもしてます。

ああ,いいですね。


って感じの会話,何度しただろう?
もともと,ちょっと言葉足らずなのは昔から言われてる通りだけど,でもなんとかもうちょっと会話を広げられないものかね。
一応自分の中では職業1,ダンス・アーティストってことになっているんだけど,まずこれが説明できない。今,やっているプロジェクトもあるようなないような。

あるような,ないような。
やってるような,やってないような。

が,多すぎる。わたしのダンス・アクティビティ。

ちょっとはっきりさせたいところ。
はっきりさせられるのなら。

とりあえず。

明日から3泊でまたイタリアへ行ってきます。
友達の結婚式。
全て忘れて,楽しんできます。

Friday 12 September 2008

骨についてのワークショップ

昨日は解剖学のワークショップなぞに行ってみた。
これは良かった!
「骨」について2時間。美しい世界です。insideとoutside、つながっているんです。常に流動的なんです。stuckしちゃダメなんです。

素敵揺れるハート

そう言えばダンスのワークショップでも似たようなアイデアに出会ったことあったな。Body Mind Centeringからのアプローチのダンスとか。この間のDavid Zambranoのワークショップでも同じようなことをやった。骨の方向に動くと自然な動きができて、そうすると軌跡が円運動やスパイラルになるんです。

素敵揺れるハート

アイデアは何となくゲットできたから、これは実践に移したいところ。
頭で理解するのと、身体で理解するのと、違うから。
身体で理解するには、意外に時間かかったり、逆にさらっとできちゃったり。
どちらにしろ、身体で理解した知識の方がホンモノでしょう。

Thursday 28 August 2008

なつやすみ!

明日から13日間、イタリアへ旅にでます。

ジジの田舎のウディネにまず行って、そこからレンタカーで友達イギリス人イタリア人カップルの結婚式のあるトスカーナへ。そこからフィレンツェ、シエナなど回って、道中キャンプしながらローマへ向かいます。その後、ジジのおじさんの住む、アンツィオという海辺の町へ。

イギリスではほとんど味わえなかった夏を取り返してきます。

Tuesday 19 August 2008

ピラティスマットワーククラス開始

先日の骨盤後ろ側の痛みは治りました!(touch wood..)

ご心配していただいた方、ありがとうございましたわーい(嬉しい顔)

土曜日のピラティスの教えの後、意を決してスタジオに居残り。ストレッチを主にして、周りの筋肉をほぐしました。油断するとまた出てくるので、動き続けなければ。


月曜の夜はピラティスのマットワークの教え。最近友達のクラスを譲り受けたもので、昨日が第二回目でした。夏休み中ということでか、クラスがフルではないのが気になるところだけども、たった2回でめげてはいけない。

幸い、参加している人たちは良い人ばかりで、クラスの雰囲気もいいし、楽しんでくれているようなので、とりあえず私も楽しいです。

ロンドンはWalthamstowという町で月曜夜7時からと8時からの2クラス。ご近所の方、ぜひいらしてみてくださいねウインク

日本人の友人から「日本語でクラスをやってほしい」という声が上がっているのですが、これも試してみる価値ありですかね。

今まで、スタジオや大学なんかで教えてきて、自分でスタジオを借りて、参加人数によって自分の収入が上下するという面倒くさいことはしたことがなかったんです。

「リスクをとる」という感覚、しばらく忘れてたなあ。。。

結構この辺、自分の取り組んでいるほかのことでも欠けている点かも。

Wednesday 13 August 2008

David Zambranoワークショップ

先週はDavid Zambranoという知る人ぞ知る、有名な先生のワークショプで踊りまくっておりました。

午前中はFlaying Low Technique。
どう床に入って,どう床から立ち上がるか。

与えられる動きは超速くて、ダイナミックだけど、よく考えるとdetailsがめちゃめちゃあるのです。

長年のダンストレーニングでいかに不自然な身体の使い方を学んで,それをどうやってはぎ落として,動物的本能的な動きを獲得するか,という話にも通じる。

で,そうするとBartenieff Fundamentalsに通じる部分も多いなあ,とエクササイズをやっていて思ったのでした。

あ,超マニアックな話になってしまった。。。

午後はDance Webと彼が名付けたインプロのテクニック。
どう自分をプロジェクトして(日本語で言うと「投射」?)、ほかの人やオブジェクトとの関係をつくるか,ということらしい。

午前も午後もタフなワークショップで,スタジオの床に血痕が点々と。

踊っていて,知らないうちに足の裏の皮がべろんてむけちゃったり、あちこち擦り傷つくって血が出ちゃうんだろうね。

私は膝下の大アザと、いつもながら骨盤の両側突き出たところのアザ,それからひじ。アザは人の迷惑にならないからいいんです。

それよか,困った痛みは今週。
ワークショップを終えて,ぱたっと動くのをやめたら数日で持病(?)の痛みが。骨盤の後ろ右側のSI jointがチリチリピリピリする。いまいちずれちゃっている感覚。パキっていいところに入ったら,いっぺんに治りそうなのに。

この痛み,動かずにだらだらコンピュータやってるような生活してると出てくるのです。

動けばいいってことか。

けど,年寄りになって動けなくなったら,この痛みを抱えて毎日生きていかないといけないのか,,,としても仕方ない心配。

Friday 1 August 2008

Fragments video

今年に入ってから取り組んでいた,実験的版画家ハイロとニコラとのコラボ作品です。二人がインスタレーションをつくって、私が音の編集とパフォーマンス担当。パフォーマンスは構成が決まった中での即興です。

行き過ぎ?やばい?まぁ,そう言わずに。。。




'Fragments' is made in collaboration between Katsura Isobe, a dance artist, and Jairo Zaldua and Nicola Green, experimental printmakers. Originating from two short stories: 'The Yellow Wallpaper' by Charlotte Perkins Gilman and 'The Diary of a Madman' by Nikolai Gogol, Jairo and Nicola have created a series of prints that are variations and developments from a single picture of a girl. These are viewed as slide projections during the performance and also as a print out on a large transparent sheet. The artists have also played with the actual text from the stories, which have been taken apart and now deviate away from their original meanings. This is visible on the prints on the cylinder -shaped paper curtain as well as the paper strips worn by the performer. Katsura, the performer, is an inhabitant of the psycho-physical world created by Jairo and Nicola. The performance is about the journey towards an untouchable place, where the viewer sees only fragmentary things.

Tuesday 8 July 2008

ベリー イングリッシュ

先日の大学での面接といい,週末のオーディションワークショップといい,質問や課題の提示のされ方のクリアーなこと!

Articulation、ていうらしいけど、ダンスをやっていても自分の取り組んでいることをはっきりさせて,あれがこうだからこう、ではこうしてみては?、で,こうなりました。って,はっきり説明できるのだよね。

大学ではうちのコースはこうこうで、こんな目標のもとにやっています。実際にはそのためにこんなことをしています。って説明できる。

振付家はこの作品の焦点はこんな疑問点で,そのためにこんな方法で動きをつくっていきました。って説明できる。

ラバンで勉強してた頃に(うわ、何年前?)チューターに「あなたのアイデアは良いけれど,それがどこから出てきたのか説明できなきゃ、『偶然』思いついたとしか言えないのよ」といわれて、「『偶然』の思いつきの何が悪いんじゃい?」と思った自分がまだここにいる。

アカデミックな世界で論理的思考が必要なのはわかるけれど、実際のダンスの世界でやっていくにもそれが必要なのか?

イギリスってこうゆう論理的思考の得意な国で,しかも言葉に対する執着も強いから,こうゆう傾向はイギリス独自なのか?

(だったら別の国に移りたいな)

某有名振付家WMcだって、いつも同じような作品ばっかりつくっているくせに,語らせると「そんなにユニークなアイデアに基づいてつくっていたんですか!」と驚かされる。語りの方が実際のダンスよりずっと面白い,といつも思う。

いいのかそれで?

でも,こうやって説明が上手じゃないと作品をつくるための助成金ももらえないんだろうな。

話し方ってこの国ではすごく重視されてて,それなりの教育を受けたちゃんとした人は,ちゃんとした話し方をして当然で,そうでないと仕事も限られちゃう。根強い階級意識もそこから垣間見える。

あー、めんど。

明らかに外国人の私はその基準がやや緩やかで,ピラティスの教えの仕事でさえも、英語が堪能に(一応ね)話せるだけで感心されるのだけど、もっとフォーマルな仕事ではそれでは通らない。

もっと勉強してイギリス人ミドルクラスばりに論理的会話力のアップを謀るべき?

それとも自分の居心地の良い場所を見つけて,それで良しとするか?

いやー、私は何をやりたいんでしょうね?

Rex14 Chatch @LABAN



Hello Everyone,

I am performing with Stephanie Schober & Dance Company again on:

Tue 22nd July 2008
7.30pm
LABAN
www.laban.org


I will be performing a duet with the choreographer called "Catch", which we have been performing last two years and this will be the 14th performance in public.

I feel so much honour to perform the same piece so many times, and at the same time it is always difficult to keep it fresh and alive. I am planning to review all the small details of the movement in the piece so that I can find another meanings or narratives in it which reflects me at the moment rather than two years ago.

I attach the e-flyer that Stephanie made. Apparently she is teaching at the Place Summer School, so I will send the info too for your information.

I look forward to seeing you maybe at LABAN or elsewhere.

Best wishes,
Katsura

Saturday 5 July 2008

幸せ感じるオーディション

今週末は二日がかりでオーディション。
オーディションと言えば,選考段階が幾つかあって,一段階ごとに何人か落とされるというのが定番ですが,今回のはワークショップオーディションというだけあって,書類を通って呼ばれた人たち全員が二日参加します。

というのは,このオーディションは公演のためではなくて、ショバン・デイビス・ダンスカンパニーという英国では一番有名なカンパニーによる,プロ フェッショナルデベロップメントのプロジェクトのためなのです。通ると,6週間,フルの給料付きで,プロジェクトに参加できるという,なんともおいしい代 物目がハート

なのでオーディション自体も啓発的な要素が強くて,whatよりhowを重視したクラスや,本当に存在意義のある動きをどうやって創っていくかと いうWS。ちょっとしたシンプルな動きもよーく感じると身体には本当にたくさんのことが起こっていて,自分の意志によって質は全く変わってきて,それに 伴って感情も変わるのです。さらに,一度創ったシークエンスをバラバラにして、オリジナルの意図はそのまま残したまま組み立て直すと,また別のものが深層 心理の闇から出てくるし。ミランダ・タフネルというダンスアーティストが「目に見えないものを見える形にする」のがアートだと言っていたけど,その見えな いものに触れるために,人はいろいろ方法を考えるのですねえ。

話はそれたけど、
まるまる二日間,学びの場が与えられて幸せ揺れるハート
これが6週間だったらさらに幸せ揺れるハート
しかもギャラ付きなんて揺れるハート

まあ,結果はどうであれ,ひさしぶりにダンスの奥深さを私の好きな方向からかいま見れ,もっともっと勉強しなきゃなという気にさせられたのは,大変ありがたい経験です。

Thursday 3 July 2008

書かんとあきません

書くことは好きで,時間があると思ったことやら愚痴やら何やらノートに書いているのだけど,オンラインのブログや日記となるとどうも構えてしまう。

というか,考えていることがあまりにも抽象的すぎて,ちゃんと言葉にするのが難しい。話をしているときも同じで,漠然としたことを考えていて言葉 にならないまま消えていくか,あるいは何か言おうとしたとたん,全く別の見方があることに気づき,自信をなくし,そのままうやむやにしてしまう。

こんなんじゃ人に理解してもらえないよー。

今日もやってしまった。しかも一番やってはならないところで、たぶん。何がどう運が回っていたのか,大学でダンスを教える仕事の面接に行ってき た。ここでの質問があんまりにもヘビーで,「ダンスの成績をつけるための評価の仕方について何か意見はありますか?」とか「プロフェッショナルダンサーと して大学でのダンス教育に何を期待しますか」とか。

えー、基本的にはダンスを評価するのは間違っていると思うし,大学でダンス勉強したって先厳しいって,,とか内心思っているのだけど,そんな悲観 的なこと面接で行っちゃダメでしょう。なので、一生懸命自分を前向きに持っていって,なんとかそれらしい答えを言おうと思うのだけど,いまいち説得力な し。まあ自分が説得されてないんだから仕方ない。

ってゆうか、ダンスって何?なんで私は踊ってるの?とか、疑問は土つぼにはまってゆく。まー、みんな好きだから踊るんだし,楽しんでやっていきましょー!って,全部投げ出しちゃう。前進なし。

こうして書いているうちに,また焦点はずれていく。これが問題。

書いていても,うやむやなのだから,書かなければもっとうやむや。頭の中で思考がとぐろを巻いている。

書かねばあきません。(なぜか関西弁)
そして動かねばあきません。

てことで。

Friday 20 June 2008

Fragments on 28th June

Dear everyone,

We have got another opportunity to show 'Frangemts', created in
collaboration between Jairo & Nicola, printmakers, and myself. This time, it
takes place in an art studio where Jairo and Nicola usually works. What I
will do is not planned completely in advance (we call it structured
improvisation among dance people), so let's see what comes out from the
chemical reaction between you and me in the space. Please come and join us.

'Fragments' will be performed as part of Open Studios weekend. There will be
more to look around and it could be a fun experience, and more importantly
it's free!

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Saturday 28th June 2008

Performance commences at 9pm

Entrance - Space Studios (off Mare Street)
19 Warburton Road Hackney London E8 3RT

Part of EAST LONDON PRINTMAKERS and LE GUN Open Studios Weekend 12 - 10pm

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Hope you are well and see you soon.

Best wishes,
Katsura

Saturday 10 May 2008

Vote for an artwork

Hello everyone,

Hope you are well and enjoying the wonderful weather.


My current collaborators, Jairo and Nicola have entered their work in an
on-line competition called Saatchi Showdown.

If you have any spear time, please take a look and give them your score.

http://www.saatchi-gallery.co.uk/showdown/index.php?showpic=137097

The competition closes on Monday morning at 9am.

Many Thanks!

In addition, if you like those pictures and willing to see more about it, I
have put 10 minutes video on You Tube.

http://youtube.com/watch?v=zgD2YQOD57c

Any feedbacks are welcomed.

Many many thanks!!


Best wishes,
Katsura Isobe

Saturday 8 March 2008

砂の女の女づくり

いつもブログを書くときには、英語か日本語か、自然にしっくりくるほうで書こうと思い、たいていの場合は英語なのだけど(それでも辞書を使いながら時間かけて書くのです),今回は日本語。

下に先ほど投稿した「砂の女」の公演予告。裏にいろいろな思いはあって、実のところこのパフォーマンスをするのにはあまり気が進まないのだけど、まあ自分をポジティブに持っていこうとは思っていて、それで納得は行かないプロジェクトでもきっと何か学んだことはあるんだぞ、ってことで。

去年につくったソロ, Sixty-five feet down,実はこの「砂の女」を自分なりに追求しようと思って作った。この「女」,私から見れば何の魅力もない女で、はっきりいってムカつく。全然演じたいという思いにはならない。困った。そこで,彼女の内面をあれこれ想像するよりも,彼女のいる環境,砂丘のど真ん中のあり地獄のような穴蔵、を徹底的に追及してみようか、と思った。砂の感触とか手触り、足触りから始まって、砂の環境で生きていくというのはどんなことなのかなと思って、砂漠の遊牧民の生活を調べてみたりした。ある意味原始的な生活というのは、単に生活を維持するための作業だけで一日中かかって、余計なことをする暇はない。しかも毎日毎日その繰り返し。でもそれを疑問に思ったりもしない。ある意味、幸せ、か。

ちょうどその頃、休暇でモロッコはマラケシュに行った。マラケシュはまだ砂漠ではないけれど、乾燥していることに変わりはなく、宿の床、棚、どこもかしこも砂でザラザラ。脅威の砂。どこにでも行って、それを完璧に取り除くのは無理。

そうゆう自分の身体感覚を通して体験したことも助けになった。

直接作品作りには関係ないけれども、マラケシュの人々の様子も強烈な印象だった。生きることに必死。物を売ることに必死。客引きに必死。
クールに装うって,何だっけ?


思い出して来た。Suna no Onnaがここまで出来上がってくるまでにたどった道のり。自分なりに考えて、調べて。私はこうゆう作業が好き。

Suna no Onnaの作品全体に対して、私は納得いかないけれど、自分の役作りのために通ってきた道のりに悔いはない。唯一、悔いが残るとすれば、ほかのアーティストたちと自分の見解を分かち合えなかったことで、それが決定的にこの作品に欠けているものだと思う。これには立場の難しさも関係していて、私はパフォーマーでディレクターではないのです。私は自分の役柄や自分に関係する要素についての提案はできるけれども、決定権はないし、ましてや例えばコンピュータでアニメーション作っている人たちにまで作品についての見解を浸透させるのは無理。

って思うんだけど、実は無理じゃなかったのかなあ?もっとうまくやればできたのかなあ?
諦めてはいけない?

けど、私はディレクターではないのです。

どうもここでいつも突っかかる。ちぇ。

欲求不満のたまるプロジェクト。だけどきっと学んだことはある、と思いたい。



Suna no Onna


Suna no Onna
(Woman in the Dunes)

is an experimental movement-based performance. It is inspired by a famous Japanese film Suna no Onna by Hiroshi Tesigawara. 

We have virtual dunes environment, where the woman (me!) inhabits. In this extraordinary surroundings, the dunes creep into the woman's house, into her garments, and into her mind. Or perhaps the other way around- the woman manipulates the dunes, in order to capture the foreign man as her partner of her life. 


The installation includes interactive video and animation, fashion design, electric music, and specially designed sensorial and interfacial garments, which respond to movement qualities, energies and emotional gesture.


Directed by Johannes Birringer and Michele Danjoux.

The work was originally commissioned by INTIMACY festival at Laban and Goldsmith College.

Suna no Onna
Fri 14th March, 19.45
Watermans
www.watermans.org.uk/theatre/suna_no_onna/



Tuesday 4 March 2008

最近の呪文 "keep moving..."

一時期、本当に動くのがおっくうになって、一日家でだらだらしているだけで満足みたいな自分になっていました。このまま年とって、もう踊りもしないんじゃないかな、みたいな幻想を抱くような。

が、先週二日間、パフォーマンス本番があったので、そんなこと言ってられず、周りの勢いに巻き込まれて踊っちゃいました。なんだ、動けるじゃん!というのが素直な発見。

自分の能力にふたしちゃってたというか、なんだか想像で限界決めちゃっていたというか。どうも,身体を動かさないとその分余ったエネルギーが思考の方へ行き、いらんことを考え過ぎて、結局は自分を苦しめているだけみたい。

あー、動かんとだめだ。自分の幸せな人生を考えるならば。

ってことで、公演でもらった勢いを殺さずに、keep moving。翌日とその翌日はホット・ヨガで大汗かいてきました。悪いものからだから出てけー!ってことで。

昨日と今日はインプロ。小さな筋肉や内蔵がが自分の想像力とともに硬直しているのを発見しました。

ここで止まっていはいけません。Keep movingです。
毎日動こう!という、小さな目標だけど、きっと大きな効果があるかも。

Monday 25 February 2008

Revisiting Catch

STEPHANIE SCHOBER & DANCE COMPANY
BETWEEN SOUND AND SILENCE
TUESDAY 26- WEDNESDAY 27 FEBRUARY, 8PM
PURCELL ROOM, SOUTHBANK CENTRE, LONDON


Catch, this is the piece I have ever performed with the longest life. In contemporary dance, a piece does not have very long life. We create and rehearse a work spending a few month with lots of sweat, tears (sometimes) and definitely thoughts, then we get to perform it in front of the public once, or if you are lucky twice... I should be proud that we have performed this piece during the two seasons, probably this is the 12th and 13th performance. We have two days at Southbank Centre, this time. Unless you are in a big company, this is quite a record, I think! I have been saying that I am not as excited as a time we show a new work, but I should change my opinion. This is a new experience for me to perform a same work so many time for so long time. The first performance of Catch was May 2006. So nearly two years, we have been performing this. We have a performance booked at Laban in July, so it will be more than two years. Wow.
I feel easy about this piece. I don't think about it too much, I don't worry about it too much. I feel a bit bad about feeling easy, but probably that's what it is, to perform a same piece for a long time. I still enjoy performing this so much, and it is an interesting work. I hope my body, rather than my brain, remembers all the experiences with the piece, and it makes the performance richer. I just relax and let a miracle happen...

Friday 18 January 2008

遅ればせながらあけおめ。

遅ればせながら、新年のご挨拶をいたします。
スマイルの多い一年になりますように。

私は8年ぶりに日本のお正月を、日本の家族と夫のジジとともにすごしました。帰りの飛行機の中で Namaste Londonという映画を見て、二つの国と文化と移住という意味で自分と重なる部分が多く、コメディーのはずなのに涙してしまいました。今回の3週間の滞 在はそんなことを考えさせられるものでした。

3週間もいたのに、自分の母親を含めて誰ともじっくり話をしたきがしないまま終わってしまった。やっぱりジジがいると言葉の問題もあるけど、存在 だけで雰囲気が変わるし、予定の組み方も変わるし、今まで通りにはいかない。私がもともとマイペースで人に気を使って何かをするということが苦手だから、 今回もろにそれがでて、自分が何をやりたくてどうしたいのか、よくわからなくなってしまった。それでもそちらにいるときは楽しいと思っていたんだけど、 帰ってみると、3週間何をやっていたのかなーっと。。。これも慣れなんだろうけど、次回は何か対策を練らなければ。

ロンドンにいると、しかも特にジジといると、流れに乗って毎日過ごして、日本でかつてしていたように何か夢や目標に向かって何かする、という自分 のやり方に疑問を抱くようになるけれど、ほかのすべてと同じ、何事もバランスが肝心で、どちらが良いというより、その間の自分にほどよい場所を見つけるの が大切なんでしょう。日本に行ってみて、自分が流されすぎていて何もachieve,していないような気がしたので、もっと予定をたてたり、自分でやるっ て決めたことはちゃんとやるとか(クラスにいくとか)、しなければと思う今日この頃。

自分に厳しくしすぎかな?

You'll never understand.

You'll never understand me. 
You'll never understand my personal experience and its emotion.

That's what I am thinking somewhere in my mind, always.

But through art, can we connect to others? It would be different experience of events but maybe similar experience of emotions. Can we communicate to that bit, the emotion? If we human beings share a common ground somewhere down the base?

New Year 2008


It is a bit late but I wish you a very happy new year.

We were back in Japan for three weeks and just came back last Friday. The picture above is from a garden of an old temple in Kyoto (old capital), on which we can see the time and history indeed. The trip this time made me feel TIME, mainly my past, so much that it has been taking quite a few days to get myself together since I came back here. My toes are touching the ground but not heels yet.

However, there are a few things to get on with ahead of me, and let me use this opportunity to advertise my activities this and next month.


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The first is an improvisation performance with an installation. My friends, Jairo and Nicola, are printmakers and exhibiting their work in an exhibition. I will be performing there only for the private view. I do not know the exact time of the performance.


East London Printmakers: I AM TEN
Bankside Gallery, South Bank, London
Private view: 29 January 2008, 6.30-9pm

East London Printmakers celebrate ten years of existence with this prestigious exhibition of printmaking works by 50 ELP artists, displaying a wide range of innovative printmaking techniques.

http://www.eastlondonprintmakers.co.uk/group_shows.htm
http://www.banksidegallery.com/

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stephanie schober & dance company
Between Sound and Silence
Purcell Room, Southbank Centre, London
Tuesday 26 February 2008 - Wednesday 27 February 2008


‘A piece of pure physical poetry. It casts a hypnotic spell. Isobe and Schober are fascinating dancers’ (Stage).

Came and see this two-year-old piece Catch by Stephanie Schober. It will shape the evenings with newer two other pieces (picture above).
We have been touring in England since autumn, and finally, we are in London. I would love to have a lot of support there.

http://www.southbankcentre.co.uk/dance-performance/productions/stephanie-schober-dance-comp-19002