Thursday 14 December 2006

情熱再発見。か?

この2週間はワークショップ漬けの2週間。なんて贅沢。
朝から夕方までワークショップに参加して,そのあとパフォーマンスを見て,,なんて毎日を送っています。

今回の目的は「ダンスへの情熱を再発見すること」

どっちのワークショップもインプロなのだけど,やっぱりインプロはいい。ダンスのちっちゃな枠に収まらず,普段の自分につながってくる部分が多い。世の中の在り方とか,人の在り方とか,自分の在り方とか。。。。

。。。。あ,いや、でも考えすぎは良くありません。

ちなみに2週目のテーマは、ダンスと言葉,ってことでうまれて初めて,動きながら話すインプロしてます。Simone Fortiのワークショップ。動きながら話すインプロって、まださだまったメソッドみたいなものは存在しないんだろうね。みんな手探り,それぞれにやって ます。なにか新しいものを生み出しているような興奮,というよりは産みの苦しみか? 明日最終日ながらまだ先が見えてきません。。。まあたったの5日間 じゃね。
それでも頭に浮かんできたことをポンポンと言葉にするという作業には慣れてきました。

これで,ちょっとは普段人に話しかけるのも楽になるか?

いやー,難しいですね。

とりあえず今回のワークショップは楽しくやりたかったので、ドツボにはまるのは避けときます。

考えすぎは禁物。。。

Tuesday 21 November 2006

インプロとピラテスティーチング

この夏に正式にピラテスのティーチング資格とって,早,いや,まだ3ヶ月あまりだけど,このピラテスの教え,なかなかくせ者。

私の中でのやる気のアップダウンが激しすぎ。

先週は,同じフレーズを繰り返し言っている自分に嫌気がさして,本当に何もしゃべりたくなくなった。それでも毎回教えている人は違うし,受けている方としては繰り返し肝心なところを思い出させてもらった方がいいんだろうなと思って,嫌々繰り返すのだけど。

でも、嫌々言ったことって,いまいち伝わりにくいみたいで,結局「何?」って聞かれて,また繰り返すはめになるのだけど。

ああ言葉って不思議。

今回の転機は日曜のプライベートレッスンでやってきて,どこか吹き飛んで,えーい、思いつくままにエクササイズを与えて,好きなようにしゃべってやれー!とやったら,よいクラスができた。クライアントも満足そうだったし。

クラスって教えている人のエネルギーがそのままクラス全体のダイナミクスに反映してしまうから,突きつまるところ,教えてる人が,自分が教えてい ることに興味があって,それを伝えたい意欲があって,ハッピーに教えていれば,クラス全体も吸収することが多くて,ハッピーになるんだろうな。

ほんと、ダンスのパフォーマンスと同じ。

ピラテスはエクササイズがほとんど決まっているから,教えてて退屈のドツボにはまりやすいけど,もっとちゃんと一人一人を良ーく見て,その人に必 要なことは何かを探りながら,これかなあれかなとエクササイズを試してみるくらいの感じでやっていくと,教えていても面白い。効果もてき面に出てくる。

ちょっとした自分の中での態度の違いが,大きな違い。

エクササイズとかメソッドとかは何でも良くて,やっぱり人と人とのコニュニケーションがポイントか。

ピラテスのティーチングもダンスのインプロと同じような意識でやってみると楽しめるみたい。

Sunday 12 November 2006

インプロパフォーマンスと情熱

インプロのパフォーマンス見ました。友だちの史さんが出ていたから。

新しく数年前にできた小さなスタジオMoving Arts Baseでのインプロフェスティバル。出ている人はみんなどこかで知っている人たちで,この世界の狭さを実感。けど、なんだか安心できる集団だよな。

自分がインプロのパフォーマンスを得意としている割に,あまりこの人たちと交流がないのに気づいた。
楽しそうなフェスティバルなのになんで私は全然関わっていないんだろう?と不思議に思った。

ここで踊っている人たちは,多分報酬とかもなくて(かほとんどなくて)、ただただ踊りが好きで,やっているんだろうなあ。いろいろアイデア出し合って,試して。

ここ1−2年,私はラッキーなことにちゃんとお金を払ってもらえる仕事に恵まれ,それで時間を取られたこともあって、こうゆう自分からやる気を出して何かしたり,何をしようか考えたり,いろいろ試したり,する機会はなかったなぁ。

つい1ヶ月前くらいに,Sanexというボディクリームとかの会社のCMのお仕事をして,その報酬が普段のコンテンポラリーダンスから考えると,目が飛び出るほどだった。
なんかそうゆうことがあると,惑わされるよね。
金の魔力恐るべし。

超つまらないけど超いいお金のコマーシャル。
面白いけどちょっと妥協も必要なコンテ。
とことん自分の思うままにできるけど収入にならない(または出費か)自分の企画。

難しい選択です。

たぶんどれかを一つ選ぶ必要もないんだろうけど,やはり焦点は自分の中でしぼりたいところ。

コマーシャルにはならんだろ。つまらなすぎ。

何事もバランスなんだろうけどね。

色々試して。

自分がハッピーでいられるのが一番だね。

Wednesday 8 November 2006

生活時間帯

今朝はなんと朝の7時半にNew Bond Streetのホテルに泊まっている、日本から出張で来ているみずかちゃんに会いに行きました。

朝ごはん、友だちと食べに行くのって新鮮!

「今度一緒に朝ご飯食べようよー」って流行るかな。
飲みにいくのはまたちょっと違う感じで。

みずかちゃんは9時から仕事なので,私はぶらぶらしたあとDance Worksで10時からバレエのクラス。

ばったりあつこさんに会って,ラッキー。
今まであちこちですれ違っていたんだけど,ちゃんと挨拶をしたことがなかったので、ちゃんと会えて良かった。

そして。
お昼前にすでにクラスを終えてOxford Streetを歩いている私って新鮮!


しかし,考えてみると,私の生活時間帯って?

ピラテスの教えが朝から入っている時は7時半出勤。
先週はリハで終電まで。1時帰宅。
何もない時は9時半頃まで寝てるかなぁ。

規則正しい生活したいなあ。
ちゃんと早起きしてさ。
ちゃんと運動してさ。
ちゃんと食べてさ。
あ,これは問題ないかも。。。

自由業の人って,毎日自分の時間割つくるのしんどくないですか?

Thursday 17 August 2006

魔女の宅急便

テレビで「魔女の宅急便」やってたので,見ました。大昔に一回見たときは,特に印象が残りませんでした。

今回は、純粋に新しい土地で何とか生きていこうとするキキの姿にちょっとググッと来ました。

そして、魔法が弱くなってしまうとき!

やはり才能を金儲けのために使いだすと、才能はダメになるのか?
特別なパワーは自分が心から信じる物に対してでるものなのか!

自分に重ね合わせて見てました。

ダンスの仕事で急がしすぎるとき。ひとつひとつを丁寧に、心を込めてこなしていくのが困難になってきて、
疲れて空っぽになっていく、自分の心身を、仕事に対する責任感が為にむち打って。

嵐がさって、はっと気づくと、純粋な情熱を見失っている。

なんで自分は踊っているのか?

キキがデッキブラシで飛んで、トンボを助けたような
祈りのような、純粋な気持ちの瞬間。

を待っている。

Monday 24 July 2006

Stephanie Schober, Catch in nottdance

On Friday 12 May, Stephanie and I performed the duet Catch at Lakeside Arts Centre in Nottingham.

I was very happy to perform there as part of nottedance since I had so much respect for the festival with innovative well-selected programmes.

Our touring with Stephanie finished in early March, and the memory of the work got less sharp and vivid after two months. We had had some rehearsals to get the memory and the body back. Still I was not feeling as alert as before, but as the day comes, we always have to give up the attempt to improve and just do our best on stage.

Despite of my lack of confidence earlier, it seemed the performance itself went well. Donald Hutera, a critic who hosted a talk with us after the show, has wrote very complimentary review on Dance Europe, one of the biggest dance magazine.


Unjustly neglected in its own country, nottdance is one of the UK’s most internationally respected, progressive and challenging dance/ performance festivals. New artistic director Nicki Molloy’s roster of artists for 2006 included Jonathan Burrows, Willi Dorner, Thomas Lehmen and La Ribot. Younger British-based talent got a look in, too, on a bill shared by Stephanie Schober and Frauke Requardt, plus a more experienced surprise guest.

Catch, Schober’s thoughtfully crafted and danced duet for herself and Katsura Isobe, is an abstract yet suggestive piece that deftly balances clarity and something more cryptic. Lasting a trim twenty minutes, it’s loaded with a rapid yet unfussy mixture of body shapes, steps and everyday gesture. Schober, expressive but painfully thin, and Isobe are a subtle pair gifted with an indefinable, psycho-emotional transparency. Their performances ensure that any possible dryness in the material is kept well at bay.

Donald Hutera. Dance Europe July 2006, p.56.


If there is an opportunity to see the magazine in a bookshop, you have to take a look. There is a nice big picture of us too!
Alternatively you can ask me to show it to you since I bought a copy...

Tuesday 18 July 2006

野田秀樹 The Bee

ロンドンに住んでて、時々日本の舞台が来るとついつい見に行きたくなります。
応援したい、というのもあるけど、違った環境にいる自分が日本からのものをどう感じるんだろう、という興味の方が強いかな。

たまたま、野田英樹の新作がロンドンで上演中というのを発見して、行ってきました!
世間の注目は野田英樹が初めて英語で台本を書いた、ってところにあるらしいのですが、私は芝居よりダンス、芝居を見てても言葉より視覚タイプ。
しかし!それでもこの The Beeはかなり満足しました。良い舞台を見るとこんなにも満たされた気持ちになるんだなー、と久々に思いました。最近,舞台とか芸術って何の為にあるん じゃい?とかちょっと思ってたんだけど。土曜の夕方に見て,現在火曜の朝。まだ美しい感覚が残ってます。。。

って,作品自体は美しい作品じゃなくて,かなり狂ってて,ちょっと生々しい,血なまぐさいお話なのだけど。

私が美しいと思ったもの。

垣間見える心のひだ。
表情。顔の表情,身体の表情,声の表情。。。ちょっとした表情がいっぺんに私の個人的レベルまで届いて,一瞬にしてその人の置かれている状況,感じてることがわかってしまう。
こんなに純粋でパワフルなコミュニケーションってないよな,と思う。

多分これが究極の「舞台上で見たいもの」なんだけど、それを効果的に浮きだたせる演出も達人技。こういう繊細なものを立て続けに見せても,お客さ んは麻痺しちゃうからね。もっとドタバタとしたものでエネルギーをあげて,舞台をかき乱して。。そんな中にひょっと個人的な表情を見ると,何とも強い印象 になる。

舞台上の時間の流れを操作するのも同じような効果がある。早送りの時とスローモーションのときには違うものを見せられてる。早送りの時はおおざっぱな印象,エネルギーとダイナミクス。スローの時はもっと心のひだ,かな。


たぶん普段自分が踊っているときにそんなことを考えているので,芝居見ても同じようなことを考えちゃうんでしょうね。
けど,そんなもしかしたら偏ってる見方をしても,本当にしっかり満足しちゃいました。

こんなすばらしいものを作り出す演出家,ダンスならコレオグラファー,にはまだまだ慣れそうもないので,パフォーマーとしてそうゆう美しい瞬間をつくりだせる人になりたいなぁ,とちょっとやる気を出しました。

Saturday 15 July 2006

ポジティブサイコロジー

しばらく気分がダウン気味で,特に書くこともなく過ごしてきましたが,昨日,今日くらいから,また何かに向かってがんばる気分になってきました。

何に向かってがんばるか? は、まだちょっとわからないです。

でも前進していきたくなってむずむずしているエネルギーを感じます。



先日、Metro(ロンドン交通局が配布している無料新聞)に、どこぞの高校で”Positive Psychology”なるものを教え始めるとの記事。



「幸せになるためには?」

1.お金や流行のものより、強い人間関係の方が大切。

2.何事も当然と受け取らずに、物事をappreciate (感謝、良さを味わう、両方の意味で)するように。

3.よく笑うこと。




ということらしいです。

あらためて言われると、「はっ」としますね。

起きた事実はひとつでも、見方は自分次第。
ポジティブに受け取れる自分の状態をキープしていきたいものです。。。

Friday 21 April 2006

Yellow Wall-paper黄色い壁紙

先日(って既に1ヶ月近く前!?)の地下墓地でのパフォーマンスを行ったインスタレーション。

観客が常にすぐそこにいて,反応が手に取るようにわかったのは面白かったです。たまに不意打ちの行動に出てみたりして。たくさんのアートワークと 人々に囲まれて,パフォーマーの私にとってはおもちゃ箱のような環境で遊ばせてもらった,って感じでした。即興ですから思いついたこと何でもできるんで す。というか,ほとんどの場合トラブルシューティングをうまくパフォーマンスにしちゃうってゆう感じなんですけど。

雰囲気いっぱいの空間で,私のちょっと気の違った不気味なキャラクターも磨きがかかりました。って普段はそうゆうキャラじゃないですけど。計算し ないで、即興しているうちにだんだん現れてくるキャラクターって面白いですね。今までアブストラクトなダンスをやる機会がほとんどだったけど,今度はダン スシアターとかもやってみたいなという気になりました。まあ,本当はアブストラクトとシアトリカルとあんまり分けたくないんですけどね。

創作過程はいまいち不満いっぱいでしたが,企画としてはかなり異色で評判もよく,私もパフォーマンスを楽しみました。終わりよければ全て良しなのか? うーん,そうとも言い切れないけど,終わりだけでも良くてよかった。うんうん。

Monday 27 March 2006

地下墓地で踊ります。

友人でセノグラファーのキャロラインが指揮をとってはじめたこの企画。既に2回お披露目しているのですが、今回は参加人数も増えてさらにパワーアップ!建 築、衣裳、ダンス、プリントメイキング、セノグラフィー、音が一つとなったインスタレーション+パフォーマンスを行います。私はもう一人のダンサーとチェ ロリストと共に即興します。ほかのアーティストさんたちの創った作品と関わりながら。

今回はSt.Pancras Church Cryptってゆうところでやるのですが、この場所、教会の地下でかつて納骨堂だったところ。真夏でも涼しく、じめじめしてます。中は迷路のようで、古い墓石のようなものが残ってて、かなり雰囲気あります。
この場所の特異性と、アートとパフォーマンスと、一体になって印象的なインスタレーションになるといいなあ。ロンドンにいる方、無料なのでぜひ見にきてください!

Yellow Wall-paper
3月31日(金)7時30分ー9時30分
4月1日(土)4時30分−9時30分
4月2日(日)4時30分ー9時30分

ライブパフォーマンスはおそらく8時頃から約1時間。変更の可能性あり。

St Pancras Church Crypt
Dukes Road, NW1
(教会はEuston駅から大きな道路を挟んで反対側)

Yellow Wall-paper in the Crypt



This is the third version of Yellow Wall-paper, devised by my friend Scenographer Caroline Collinge.
Please see the links below to know the history of this project.

Yellow Wall-paper in Greenwich

Yellow Wall-paper at Battersea Art Centre

This time, two dancers and a cellist will be improvising in the unique environment of the Crypt, St Pancras Church, relating to varied artworks: architecture, costumes, printmaking and soundscapes by talented but rather undiscovered artists.

Hagit Bar-Fleming, Elly Bowness, Caroline Collinge, Gaia Facchini, Nicola Green, Katsura Isobe, Ute Kanngiesser, Edmond Salter, Dorit Schwartz, Jairo Zaldua

The work is inspired by the fin de siécle novel, ‘The Yellow Wall-paper’ by Charlotte Perkins Gilman.


The Yellow Wall-paper--------------------------------------------------

Fri 31st March 7.30-9.30 (Private View 6.30-8.00)
Sat 1st April 4.30-9.30
Sun 2nd April 4.30-9.30

Live performance will take place about 8pm for 1 hour, but we don’t know precisely yet!

St Pancras Church Crypt
Dukes Road
Opposite Euston Station, right in front of The Place

Good news is admission free!---------------------------------------------

Please pop in the exhibition if you are around this weekend. It will be good fun!

Monday 20 March 2006

Miranda Rights in China

Miranda Rights is a name of a creative group led by Paul Verity Smith, which creates performances with interactive technology.
Last summer, we made a work with sensors on a performer (me!) that controls the projected image behind the performer as she moves.
See the blog at that time

This time, we had an opportunity to go to China and to perform in three venues: two in Beijing and one in Shanghai.

Three performances took place in varied situations:
1) In a banquet- competition against full Chinese dinner in front of people
2) In a proper studio- We have done very well include Mr Technology
3) In a conference hall- no complains about the vanue. Mr Technology went mad.

It was shame that we finished with unsatisfying performance. Technology is mystery. I may not like it at all.


China. No time for sightseeing but managed to walk around.


Local shopping street, Beijing


Sleeping man, Shanghai


Oranges made in where, Shanghai

Are we allowed to interfere in their world?
Only mystery remains.

中国で踊ってきました。

3月12日から19日まで,中国に行ってきました。北京に4日間と上海に2日間。ロンドンから飛んでいるので,遠いですよー。北京までは10時間,上海ま では12時間かかります。帰り際,上海の空港からたくさん日本の各地へ飛行機が出ているのを見て,日本まで足を伸ばしておけば良かったな,と思ったりもし ました。

今回は去年の夏に集中で取り組んだ,ポールのテクノロジーの作品。(主に英語ですが少し日本語もあります。詳しくはこちらを。
http://katsurabbit.blogspot.com/2005_07_01_katsurabbit_archive.html

中国では3回パフォーマンスしました。

一回目はホテル内の晩餐会。Sino & UK Design and Cooperation Forumという学術大会の一部として行ったので,全員が初めて集う晩餐会の「出し物」としてやりました。こんなに人の気が散ってて,ざわざわしている中 で踊るのは初めて。豪華中華料理とどちらが人の注意をゲットできるか、勝負でした。

二回目は芸術大学内でまともな公演として。学生さんがたくさん見に来て,この人たちは単純に私がたくさん動くと喜んでいるのが,踊っているときに 感じられました。フォトスタジオでのパフォーマンスだったのですが,このスタジオ,壁と床がカーブでつながっているというちょっと変わったスタジオで,こ れがうちらのプロジェクションには意外に効果的で、もうけもんでした。目の錯覚でプロジェクションの画像に入ったり,出たりしているように見えるんです よー。テクノロジーもまともに動いてくれて,今回最高のパフォーマンスでした。

三回目は上海のデザイン会社。会社側のオーガナイズが超悪くて大変な思いをしました。しかも、直前まで順調だったテクノロジーさんが,本番狂っ て,散々。こんなに厳しい状況でのインプロは初めてかも。でも,私はパフォーマーとして最善を尽くしたので悔いはないです。後味悪いけど。

今に始まったことではないけれど,教訓ーテクノロジーを信用してはいけません! 働いてほしい時に働かないのがテクノロジー。道理がかなっている様で,かなっていないのがテクノロジー。。。

次回やる時はもっと信用できるものであるように,コラボレーターのプログラマーさん達,がんばってほしいです。

パフォーマンスのためにどこかに行くと,いつもそうなんだけど,今回もあまり周りを見て歩けませんでした。観光は一切無し。けど,北京で一回だけ ほかの人たちが機械をいじっている1時間に,地元の人たちの商店街に一人で繰り出してきました。その場所を発見し,歩き出した時はワクワク。離れる時はど んより。宿泊していた五つ星ホテルから徒歩5分,別世界。たくさんの人で活気があるものの,店の小ささ,人々の身なり,自転車で大荷物を引っ張っている様 子などなど,私たちの普段の生活から考えると,やっぱり貧しい。。。この世界に属していればきっと気にはならないのだろうけど,私は属さないし,ましてや 五つ星ホテルなんて非現実そのもの。日本人の私は中国人と同じような顔立ちをしているので,黙って歩いていれば誰も気づかないのですが,買い物したり,ま してや写真を撮ろうとすると,この場所では冷たい視線を向けられました。きれいな金魚を売っている人がいたので,身振り+英語で写真を撮ってよいか尋ねた ら,「No」って断られちゃいました。考えすぎかもしれないけど,部外者の私が,彼らの世界に干渉するのを拒絶された感じでした。

ほかにも北京,上海での路上体験や,「西洋からのインテリ集団」として訪問している大学の先生方の振る舞い、中国側の振る舞いなどを見て,中国内 でも,貧富,階級,または受けた教育レベルの差によって世界が分けられていること、そして当然ながら西洋と中国の文化の違いについて考えさせられました。 中国内の様子を見ると,違う世界は違う世界,お互い干渉しない方が良いように思えますが,西洋ー東洋という面で見ると,時代的にそうも言ってられないよう に思います。
草の根レベルで言うと,この大学の先生たち「私たちが西洋で行っている優れた方法を教えてあげる」という姿勢を取るのはどうかと思います。歴史と伝統のある中国のやり方を知らずにどうしてそんなことが言えるのでしょう。
日本もかつて西洋のものは何でも優れていると思っていた時代がありましたが,中国は今そのような状態であるようにも見えます。
難しい話になってしまいましたが,英国メンバーの一員として中国を訪問した日本人として,いろいろなことを考えさせられちゃいました。
ある意味,単純に観光でいくより,良い経験をしたかなと思います。

Tuesday 7 March 2006

End of the Tour

After that, Stephanie Schober & Dance Company performed at South Bank Centre in London on 24th February, then had the end of the touring at Lawrence Batley Theatre in Huddersfield on 2nd March. The Sunday just after our last performance in this season, we found an awful review about our performance at South Bank Centre.

The Observer by Luke Jennings

I don't appreciate it at all.

I feel this person has some frustration generally about art that has the minimalist approach. How he describes the dance movement and John-Marc's music is offensive. At the same time I think he is brave enough to show his personal taste and opinion. Partly because he is a famous critic writing for the Observer. And I wish the readers of the Observer is wise enough to see the point that a review is just a personal opinion of a critic and there are more different ways of seeing art.

We know that not everyone likes our works, and they are not the mainstream anyway. So if we have a critic like him who does not understand this kind of works and hoping the art is going to a different way from a way you are going, it is just unlucky. Not right combination. But still it is worth showing a name on paper, and anyway it is good to have any kind of strong reaction: love or hate. I think art can be art because an artist explores their original way.

I also feel he has a prejudice about Stephanie's medicine background. The background might tell a bit about how the person thinks, but I don't think people should see a work from the artist's background, especially "medicine" does not give any idea other than a stereotypical image of medicine... For me it is a bit annoying that the critic said things on this article from some academic categorisation, perhaps preoccupied with medicine. This is not how I want to see things.

One thing I can look back ourselves, is that probably our performance at South Bank was too tense and too nervous. I see the point of "work" as the critic says. Depending on how we perform, your works look like labour, tasks, and that makes me wonder how these dancers are motivated or forced to move like this. Probably he saw that...

So anyway, in reality, we have got good reviews and bad ones, and the world is not rose-colour. I don't get disappointed by this review. And this is not too bad review in the end since it makes me think and it will be benefit of us.

Monday 6 March 2006

疲。でも、でも,でも。

Stephanie Schoberとの一連のツアー。先週木曜にイギリス北部の町,Huddersfieldで最後のパフォーマンスを終えました。ここの劇場は,この小さな 北部の町にはふさわしくなく(失礼!)、400席ほどの古いけどご立派な劇場。で,そこで私たちの公演には,なんと20人しか入らなかったのでした。マー ケティングは劇場側の仕事で,ダンスカンパニーは客の入りに関係なく定額を劇場側から支払われるので,直接私たちにダメージはないとはいえ,どうせ踊るん だったらもっとたくさんの人に見てもらいたかったなあ。20人のお客さんたちは熱心で,舞台でパフォーマンスをしていても、一生懸命見ているのが伝わって くるし,最後にお辞儀をする時も,ずっと拍手をし続けてくれて,うちらもアンコールでお辞儀することができたし、終演後はそれほど悪い気分ではなかったけ ど。まあ,何はともあれ,今シーズン最後の公演だったので,おいしくビールを飲んで,ここはロンドンから遠くて日帰りが無理だったので,ホテルに泊まっ て,翌朝ちょこっと町を散策して,で帰ってきた訳です。

ところで,今度の週末から9日間,中国に行くのですが,その関係で,役所からパスポートを返してもらわなければならなく て,Huddersfieldの帰り道,さらに足を伸ばしてはるばるその役所まで行きました。あらかじめ電話をして話をつけて,アポとって行ったのに,な んと,というか、やっぱりというか,パスポート用意されてなかったんですね。この役所,Home Officeというのですが,ここが移民、ビザ関係全部扱ってて,知る人ぞ知る,かなり感じ悪く,しかもいい加減で,私の信頼度は既にゼロ。今回も,本当 に用意しといてくれるのかいな,と思いつつ行ったものの,現実,やっぱり用意されてなくて,一気にイギリス生活6年の疲れが出た。ツアーのつかれと重なっ て,本当に本当に疲れた。あー,疲れた。

酷にも翌日からその中国に行く別件のリハが始まり,生きる屍状態で行ってきました。このプロジェクト,コンピュータプログラマー3人と私とで成り 立ってるもので,私にとってはリハの時間の99%が,コンピュータプロブレムのための待ち時間という代物。やってる事自体は実験的、かつ斬新で面白いんだ けど,プロジェクトしては,かなりストレスフル。疲。

さて,2月24日のStephanie Schoberのロンドンでの公演の批評がイギリス有名紙に載りました。。。が、非常に悪い評価です。

The Observer by Luke Jennings
http://observer.guardian.co.uk/review/story/0,,1723714,00.html

私が思うに,この批評家の「ダンスはこうあるべきだ」という考えと,ステファニーのダンスが全く対局だったのは,お互い不運だった。個人的な意見 を述べず,中立の立場で書く批評家が多い中,これだけ個人的な好みや意見を述べる批評家は勇気あると思うけど,この人,既に名が売れてて,有名紙に書いて いることを考えれば,特に失うものはないってことでしょうね。こんな批評を書かれて,いい気はしないけど,何も書かれないよりはいいと思うし,納得はしな いものの,ここから考えることもあるので,機嫌を悪くして無視しちゃうよりも,プラスになるように考えた方が自分のためだな,とか思っています。振付家の ステファニーはきっとわたしよりショック度が大きかったと思うけど,気にしないようにしてるっぽい。たとえマスメディアに載っても,批評なんて所詮個人の 感想ですからね。それだけが唯一の見方ではないから。鵜呑みにしてはいけませんよー。現に,私たちのパフォーマンス,別のところでは非常に良い評価受けた し(過去の日記参照)。

そんなこんなの灰色な最近でした。でもね、自分が灰色だと,周りのもの全てが灰色になっちゃうから,なるべくポジティブに自分を持ってきたいものです。

Tuesday 28 February 2006

サウスバンクでの公演

2月24日,ロンドンはサウスバンクでの公演,with Stephanie Schober and Dance Company、無事終えましたー!お越しいただいた方々,大変ありがとうございました。おかげさまで,びっくり仰天,ほぼ満席でした。Purcell Roomって300席弱あるんですけどね。チケット215枚売れて,ほかにご招待もいるし、よく見えない席は売り出していないので,舞台から見る限り満席 でした。このカンパニー特に「売れる」カンパニーじゃないから。劇場側もこのお客さんたちはどこから来たんだ?って不思議な顔して次第です。ほかにメ ジャーなダンス公演がなかったのはラッキーでした。そして,ミーハーなあなたにちょっと自慢しちゃうと,Ballet Boyzが来てたんですね。なんで来たのかね。やっぱ研究熱心なのかなーとかちょっと感心しちゃいました。今度の新作に四角いライトの中のデュエットとか あったら、ちょっとうける。うちらの3作品のうちの一つ,Changeがそうだから。ま,そんな明らかなことはしないか。
ロンドンでの大舞台(って実際の舞台は小さいけど)出し,知り合いはたくさん来てるしで、ダンサーたちはちょっと緊張気味だったけど,見てる人 にはそう見えなかったようだし,何度か既に見た人は今回のパフォーマンスが一番良かったと言っていたから,きっとそうなんでしょう。ツアーで何回も公演が できるってゆうのはありがたいね。回数重ねるたび良くなっていく。
今週木曜はツアー最後。Huddersfieldという今までで一番遠いイギリス北部の町で踊ってきます。遠すぎてその日には戻って来れないの で一泊して翌日の電車で帰ってきます。公演後,ゆっくりビールでも飲めるかなー?みんなそうゆう気分だといいなー。サウスバンクでの公演後,友人とのビー ルは最高でした!待ちわびた幸せの瞬間,とでも言うか。。。

Sunday 19 February 2006

びっくりお誕生日公演

2月16日はお誕生日でした!
この日は地方での公演と重なってたので,あまり期待してなかったんだけど,結果的にはよい誕生日になりましたー。

この日の公演はStoke on Trentというマンチェスターの付近の町。地方で公演の日の流れは,だいたい朝10時くらいの待ち合わせて,延々3−4時間車に乗って移動して,劇場入 りして,テクリハして,公演して,また車で延々移動して,真夜中に家に戻ってくる,ってゆうパターンなんだけど,この日もそんな感じ。

テクリハ前にウォーミングアップしてたら,振付家のステフィが「受付に桂あてのメッセージが来ているから来て!」というから行ったら,なんと Gigi(ジジ。ボーイフレンドだ)がいた!私には内緒でステフィと連絡とって来ちゃったらしい。おっきな花束持ってきて,ステフィが用意したバースデー ケーキにろうそくがともってて,ほかのダンサーたちもぞろぞろとやってきて,ハッピーバースデーを歌ってくれた。感動!

あとは普通の通りにパフォーマンスして,みんな満足するできだったし,ハッピーエンディングでした。

いやー、誕生日っていいですねぇ。

Saturday 18 February 2006

Alsager Arts Centre, Stoke on Trent

Catch 2
© Gigi Giannella Catch

Catch 1
© Gigi Giannella Catch

16th of February is my birthday, and this year we Stephanie Schober and Dance Company went to Alsager, Stoke-on-Trent, to perform the whole evening show.

Typical schedule when we perform outside of London is:
To meet up about 10am and travel by car for 3-4 hours. After arrival at a venue, warming-up, technical rehearsal and a performance. Then travel back by car and back home about midnight. Tiring.

We have been to several venues but actually it has been rare to walk around a venue. Normally we are stuck in a theatre so I found that if does not make so much difference where we go. Shame. But actually it matters where we go because the size and atmosphere of a theatre are varied, and type of audience is different too.

Alsager Arts Centre is part of Manchester Metropolitan University, which has a dance department. This means they have a decent stage and dance students would be the main audience. Stephanie's works needs a stage with a decent size since we deal with space or distance between dancers so much. The space talks as much as the dancers' bodies. As for the audience, dance students could be either good or bad. When we performed in Bedford last autumn, I felt the audience - dance students really did not understand or enjoy our performance. Dance students have some kind of judgemental attitude as watching dance, which can make us harder to dance. This time in Alsager, I felt the students were more honest and absorbed in the dance. All dancers enjoyed performing. Everything went well. We had a good start of the second round of the touring.

Next week, a big day at South Bank Centre.
My body is sore. I have to recover in this weekend.

BDE 批評でました

先週のリーズでの公演,さすがBritish Dance Edition(イギリスのコンテンポラリーダンスの品評会のようなもの)というだけあって、いくつか批評が出ました。

THE STAGE by Kevin Berry
http://www.thestage.co.uk/reviews/review.php/11560/catch

めちゃ良い批評!私のパフォーマンスについても書かれていて,これはちょっと貴重です。うれしいなー。

The New York Times by John Rockwell
http://www.iht.com/articles/2006/02/15/features/dance.php

BDE全体について書かれているので,うちらのパフォーマンスについてはさらっとしか触れられてませんが,でも良いことが書かれてます。アメリカ とヨーロッパのダンスは違うと常々感じていますが,これはアメリカ人の目から見たイギリスの「コンテンポラリーダンス」(この言葉自体彼はひっかかるらし い)で、面白いかも。

当然英語ですが,よかったら読んだってください。

Friday 17 February 2006

British Dance Edition 2006: Reviews

Our duet Catch with Stephanie Schober and Dance Company in British Dance Edition 2006 in Leeds have been reviewed by some papers.

THE STAGE by Kevin Berry
This is very good review! Thanks!! I am particularly happy that they mentioned my performance, which does not happen so often as a performer.

The New York Times by John Rockwell
A short but nice mention. Interesting to know what an American critic thought about British dance, which I always feel such a big difference (as Japanese perhaps).

Sunday 12 February 2006

British Dance Edition 2006

Carriageworks Theatre, Leeds
A view of an ice skate rink from Carriageworks Theatre, Leeds

Yesterday at 2pm, we had a performance with Stephanie Schober & Dance Company, in Carriageworks Theatre in Leeds.

It is unusual time because the festival we are performing called British Dance Edition is not open for public. It is for promoters and theatre programmers. All these powerful people come and watch many works for three days and if they like it, they are going to buy. So they are meant to move from one theatre to the other all day. It is very lucky to get a place to perform in the BDE since they select dance companies, and they hold a platform every two years.

So hopefully someone like our performance and give us some performance dates. But this is a job for our touring manager. I am just a dancer so I dance my best as usual.

We performed well. Stephanie, the choreographer and my partner for our duet Catch, is very happy about our performance, which is quite rare, so it must mean very good.
I personally think the performance was generally fine but I could be fitter somehow. Recently, I have not been feeling that my body and mind were quite together. Therefore in rehearsals, I found it difficult to find some feelings and emotions with movements. In Catch, a key of the performance is to switch my mood from one to the other every movement phrase. Each movement comes from a different place and means something different. In that sense, this is fragmented dance but the audience would not see it as fragmented since fragmented sources are coming up on the surface as a form of movement through a filter of subjective "me".
This is my interpretation of this work. Although I was struggling a bit make this process work in rehearsals, on the stage, I felt stronger supported by the sound and the light. I wonder how much the audience can see this kind of subtle discomfort in a performer. I also wonder what makes me feel satisfied with my performance, feedback from the audience or my subjective feeling?

As I feel particularly powerless in any place that has political, financial and business side of dance, I look at a choreographer with an admiration. How can they manage to do completely different two things: creating a work, and all the administration and negotiation?

Lots of dimensions making me think from only one opportunity...


BRITISH DANCE EDITION 2006

Friday 10 February 2006

ピラテス効果。

そうゆう訳でピラテスのティーチャートレーニングコースやってるんです(と自分で時々思い出す)。クリスマス,お正月あたりは、時間に余裕があったので、スタジオに豆に通い,エクササイズなどしてた訳です。
私は基本的に健康体なのですが,最近やってた振りのせいで(上体スパイラルしてそのまま床に入る)たまに右膝が怪しくなることがあったのと、ハム ストリングス(太ももの裏かわですよー)があまり強くないという欠点があったので,その辺を重点的にエクササイズしてみた訳です。
最近またダンスのリハーサルに戻ってみて,意外や意外,ピラテスの効果を感じてしまいました!

1)リハーサル戻って直後に通常見られる「全身筋肉痛」が極端に軽い!
全身でなく部分的に通常の筋肉痛で済みました。

2)膝のヤバい感触がなくなった!
膝の周りの筋肉が強化されたのと,正しい使い方を覚えたのでしょう。このままだといいんだけど。。

3)ハムストリングスを使っている!
床にかがんだ上体からジャンプx2回,ってゆう振りがあるんですが,前は股関節に結構負担かかってましたが今はハムストリングスが使えているので,楽にできるようになりました。

てな感じで,意外な効果を感じています。こんな短期間でこんなに効果が出るとは思わなかった。
ほかにも、ちょっとしたときに肩が上がってしまう癖があるのですが,これも今ピラテスで改善中。肩甲骨の動きに焦点を合わせたエクササイズしてます。これやると肩が軽くなるし,いい感じ。

ピラテスのエクササイズなんて,正直言ってダンスと比べれば超単純だし,退屈だけど,超細かい関節や筋肉の動きに意識をまわせるので,この意識次第で効果は大。瞑想チックな精神状態になり,筋繊維の一本一本を感じられるようになればあなたも通です。

しかし,しばらくピラテスばっかりやった後は,"Moving through space"が恋しくなりました。身体に集中するばかりでは,エネルギーが発散されないでしょ。風を切りながら踊る!みたいな感覚,やっぱいいいよねぇ。ってことで,やっぱりダンスが好き。

Thursday 9 February 2006

尾てい骨退化?

昔はこんなことなかったと思うのですが,ここ何年か尾てい骨が痛くなります。ずっこけたような座り方をしていると尾てい骨があたって痛い。ダンスででんぐ り返しのような動き(床に背骨→尾てい骨,と接触する)をすると,やっぱり痛い。で,これを繰り返していると,普段立っている時も尾てい骨を感じる。炎症 してるんだろうな。尾てい骨が長くなってきたのか?お尻の肉が落ちたのか?原因は何なのでしょうね。

ところで,私の歯は進化した人類のなのです。生まれつき前歯と犬歯の間の歯がない。下左右2本と上左1本ないです。歯医者によるとこの歯は特に役 割がないから,人の進化にともなってなくなっていくらしい!新人類に生まれたおかげで,歯は隙間だらけで矯正をするはめになりました。ははは

それでも尾てい骨が長くなるのは嫌だなあ。どうせ長くなるなら猿のしっぽのようになってほしいなあ。そしたら木にぶら下がれるし。。。

Monday 6 February 2006

クラスのじゅんびぃぃぃぃ

今週の水曜から4週間ロンドンの大学のパフォーミイングアーツ専攻の学生をあいてにコンテンポラリーダンステクニックを教えます。先学期は2本もレギュ ラーが入ったのに自分のパフォーマンス活動が忙しく,だいぶ友人に代講してもらった割,なんでちょっと余裕があるときにはレギュラーで入らないんだろ う?って人生こんなもんでしょう。。。
まあたった4週間でも教えるのは8クラスなので収入的にはすごく助かる!でもいつも教える数日前になると「ああああああ,じゅんびしなきゃー」 とちょっとストレス。一度準備はじめればそれほど時間もかからないし,教え自体はなにも問題ないんだけど,この「じゅんびしなきゃー」という、まるで小学 生の宿題を思い出させられる,やらなきゃ→でも後回し,ってゆうのが嫌だわね。
こんなMixiなんかに逃げてないでさっさとやればいいのに。。。と言いつつ,もう出かけ中いけない時間だ。
ってことで,また後回し。。。。

Friday 20 January 2006

Stephanie Schober & Dance Company Touring Spring 2006

Stephanie Schober & Dance Company Flyer Front

Stephanie Schober & Dance Company Flyer Back


2月、ステファニー・ショバー・ダンスカンパニーの公演をロンドン,サウスバンクセンターほか3カ所で行います。プログラムはこの間の秋と同様:Inside Us, Catch, Changeの三作品。それぞれ個性の違った作品で,一晩の公演全体としてよく仕上がったものになっています。

STEPHANIE SCHOBER & DANCE COMPANY

In February, we are touring with Stephanie Schober & Dance Company in England including South Bank Centre, London. The programme is the same three works as the last autumn tour: Inside Us, Catch, Change. Each piece has different theme and atmosphere, and the evening will be enjoyable as a whole.

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11 Feb 2006 (Catch only)
British Dance Edition
Carriageworks Theatre
Leeds

16 Feb 2006>>>>>>>>>>>>>>>>My Birthday!!
Alsager Arts Centre
Stoke on Trent

24 Feb 2006
Purcell Room
South Bank Centre,
London
Box Office 0870 401 8181
www.rfh.org.uk

02 Mar 2006
Lawrence Batley Theatre
Box Office 01484 430 528
www.lbt-uk.org

Tuesday 17 January 2006

Pilates in Ballet School

Last week I went to Central School of Ballet twice to observe their Pilates mat work classes. Sara Gallie, one of our teachers in the Pilates teacher training course, teaches Pilates in the school and we were invited to observe some of her classes.

I had never been to a ballet school and had an image that all the students were super skinny and full of ego in a magnificent building. So I was surprised and changed my mind quickly to like this school as I stepped in. It was pretty much like MY old Laban Centre, where I spent 12hours a day x 7days a week x 2years. Both old Laban and CSB were old buildings with narrow corridors and staircases, and of course many studios in different sizes. Students and teachers have to say hello to each other all the time as they pass each other. That kind of intimate space.

I had to remember my old days in Laban while I was in the ballet school. Musicians who I saw in the stuff room excited my dancer's blood by just a demonstration of some rhythm on a drum. Yes yes this is what I missed in Pilates!, I thought. Students behaves quite well as I expected for ballet students, but still have some liveliness. Generally good feeling.

Watching their work in Pilates, naturally their individualities came up. Different body shapes, functions, and attitude to improve their bodies. I watched 1st year and 3rd year students. How they could change for two years of training. I had an opportunity to look after two girls in the 3rd year, who had very bad backs even not being able to walk properly. I know it is a very frustrating and depressing thing as a dancer to have injuries and not be able to dance. These two girls must have been feeling like hell. From Pilates teachers' view, it is more interesting though very challenging to work with people with injuries. This time, I felt it is too scary to work with those two girls. I need more experience of teaching Pilates to deal with those people. But still I could think which exercises I could do without engaging their backs, which is the evidence of my little knowledge.

An observation of Sara's classes has made me think that what I had done in my teaching for performing arts students in a university was not too bad. Pilates classes cannot be very creative anyway. But still I want to make it more open that can make a bridge to contemporary dance technique somehow. Not just muscle building. More exploration to do.

Monday 9 January 2006

Contact Improvisation Workshop with Kirstie Simson

Last weekend I needed to sleep a lot. I was very tired from the workshop I took last week. My shoulders were awfully sore from lots of handstand, and also I was in a strange state of thinking constantly.

I was very much looking forward to taking this workshop. These days I have been feeling I was getting dry. Rehearsals and teaching are about giving and now I needed to feed myself.

The workshop with Kirstie Simson is about improvisation and contact improvisation. Most of time a session finishes with a jam, where we can pop in or out as we feel like. Someone said a marathon is like life, but a contact improvisation jam is like society. There I always think how I want to be: how much I listen to others and how much I make my statement, when I join and when I withdraw, etc.. I like listening rather than talking. I don't want to disturb others. I don't like seeing someone's ego. I don't want to show my ego. I just want to be part of it.

Thinking of these, it is so easy for me to be passive. But I am not happy about it. I need to make a bit of statement, so I need to take some risk to fail.

This is the situation of me in an improvisation jam, as well as in everyday life.

A balance between listening and talking, or others and myself, is something I want to figure out.
I just need to put myself in a dance, or in the society, wihtout thinking too much. Yes I know...

Photographic Exhibition: aequilibrium

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FULVIO RUBESA
aequilibrium


Photographic Exhibition

Fri 6 Jan- Sat 28 Jan 2006
Everyday 11am-10pm (Sat 6pm)

The Camera Club
16 Bowden Street
Kennington
London SE11
phone 020 7587 1809


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Last Friday, I went to an opening of a photo exhibition by Fulvio Rubesa. He takes pictures of dance, and print them with his original way of printing, so that the works suggests his own way of seeing dance. I worked with him in 2004 for his project called aequilibrium, meaning the balance. Since then he has had some exhibition including the Resolution! 2005 at The Place. And this time another exhibition in a gallery. I have seen ones of myself before and some others before but this time he added some pictures of a new dancer, so there were thirteen pictures from five dancers. He said that everyone improvised movements on the idea of the balance. But of course we can see from the pictures that every dancer had different shapes and dynamics. I was a bit amazed to see completely different ideas and results from other dancers, which I would never do. Also when I saw his pictures for the first time, I was very amazed that what I see in the pictures are completely different from what I thought I was dancing. It was an excitement of working with other art media. Opening my little subjective dance world to something more open and with more possibilities. Great.