Sunday 15 January 2012

Hofesh SchechterとAntony Gormley

日本でこの二人がどれだけ知られているかは謎ですが,
イギリスではかなり有名な人たちです。
Hofeshは振付家。Antonyは彫刻家。
この二人のコラボ作品 Survivorが今年の初ダンス鑑賞になりました。

ダンスと言っても,実はダンスはほんのちょっぴりで,
ヴィジュアル・コンサート
と呼んだ方が良い作品。

Hofeshはいつも自分の作品の音楽もつくってきたので,
今回は音楽に焦点をあてたかったそうです。
音楽学校の学生を含める30人のパーカッションと弦楽器と
100人以上のありとあらゆる形のドラムのコミュニティーからのメンバー。

パワフルで感情を揺さぶられる作品でした。

感情の流れを大事にして直感をたよりに創る
のがHofeshの作品の作り方と本人は言っていて,
そんなの当たり前のように聞こえるけれど,
作品をつくっていると,外から客観的に見れなくなってしまうことが
大抵なのです。

それを避けるために
私は日本から出て,ロンドンで勉強した
という部分があるのだけど,
分析しすぎになってしまったかなと思うここ最近。

いまこそまた,自分の感情に戻って
いったい何が掘り起こされてくるのか
そしてそれをどう見ている人とコミュニケーションさせるのか
ということを丁寧にやりたいなと思わされました。

とりあえずは7月頭に発表のあるコミュニティーメンバーとのプロジェクト
Crossings

丁寧に,コミュニケーションを大切につくっていきたいと思います。



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