Sunday 4 November 2007

ダンサー的

そんなこんなで、きのうはManchesterで公演でした。作品自体は2年前につくったものでもう変に落ち着いちゃっているので、まあいいとして(本当はいいと思っていないんだけど!)、ほかの作品にでている二人のダンサーとお話しできたのが新鮮でした。

Jurajは月曜からオーストリアのカンパニーでの仕事。2月に私たちがまたちっちゃなツアーを再会するときにまたロンドンに戻ってくる。イギリ スとヨーロッパと行き来しているダンサーってあまり会ったことがないので、ヨーロッパのダンス状況を聞いて、わくわく。ヨーロッパのダンス、イギリスの ちょっとバレエチックにきれいにおさまっちゃっているコンテと比べて、もっと人間!って感じがする。もっとなまの身体があって、感情があって。。。いい なぁ。。。
来年の夏くらいにちょっと行ってみようかな!

Elizabettaはイギリス内で大きな仕事にガンガン恵まれているわりに、いまいちロンドンのダンスにしっくり感じていないらしい。最近マッ サージの資格を取る為のコースを始めたり。私から見れば、ずいぶんと成功している人のようにみえるけど、それでもいろいろ考えてるんだな。ダンサーの収 入って不安定だし、先のことなんて全然わからないし。

二人ともある意味、遊牧民のようにあちらからこちらへとプロジェクトを巡り、それによって住むところもあちらからこちらへと移動して、その自由さ と柔軟さに憧れる反面、わたしはそこまでやらないなぁ。私はプロジェクトは巡るけど、住むところはこの7年間ロンドン内。ほかに移動することなんて考えた ことなかったけど、そうやって自分で自分の限界を作っちゃっていたのかもしれない。

と思う反面、自分の人生もっと責任を持って自分でコントロールしたい!と行く気持ちが最近むくむく大きくなってきている。ダンサーの仕事の機会っ て、振付家に依存している部分が大きくて、いつも「仕事くださーい」って思いながらオーディションに行ったり、振付家に話しかけてみたり。仕事が来るのを 待って、仕事がきたらそれに振り回されて。コントロール不可能。

完全にコントロールされた人生なんてありえないし、あってもつまらないけど、もうちょっと自発的にプロジェクトを起こすことができないのだろうか? むむむ。。。

まあ、機会があったらそのうちに。

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